わずか1分かそこらのオナニーで襲ってきた射精感に誠一郎は戸惑った。
誠一郎は最近、セックスをしていない。
だから膣の中の感触というものをすっかり忘れてしまっている。
膣ってこんなに気持ちよかったっか。
オナホとローションていうのは膣以上に気持ちいいんじゃないか。
いずれにしてもこんな気持ちいいものをすぐに終わらせてしまうのはもったいない。
誠一郎はペニスを扱くのをやめ、TENGA EGGを亀頭にかぶせたままクルクルと回すことにした。
足の先が熱くなるような、焦れるような快感がペニスを通して伝わってきた。
ビデオはいつの間にか挿入シーンに変わっていた。
女のおまんこがどアップで映され、そこに怒張した男の陰茎がささって行こうとしていた。
パンパンパンパン。リズミカルに男の腰が動き、そこに女の嬌声が混じる。
嬉しそうな女の顔がアップで映された。
誠一郎はTENGA EGGをクルクルと回していたが、いよいよ射精感が高まり
たまらずシリコンを引っ張って手の平全体でペニスを扱いた。
ううっと声が漏れ、誠一郎は最初の精液を飛ばした。
そのまま膣を模した穴の中へドクドクと続く精液を流し込む。
これまで膣内射精をしたことがない誠一郎には、この感触は新たな経験であった。
なにせヌルヌルの穴の中に、自分の意のままに精液を送り込むのだ。
ティッシュに精液を撒き散らすオナニーなどと比べ物にならない気持ちの良さであった。
疲れた誠一郎は、まだ嬌声を上げているビデオを止めて横になった。
先ほどの射精にもかかわらず誠一郎のペニスは硬度を失っていなかった。
地下鉄は東陽町駅を過ぎ地上に上がっていた。
通勤カバンの下に勃起したペニスを隠しつつ誠一郎は窓の外を眺めた。
あの窓の灯り一つ一つに家庭があるんだなあ。
先ほどの性体験からなんの脈絡も無く、誠一郎はぼんやりとそんなことを考えていた。
その時、誠一郎の右に座った女の髪がふっと香った。シャンプーと汗の混ざったような匂いだ。
右肩にも若干の重みを感じる。
少し顔を傾けるとどうやら女は誠一郎の肩を枕に寝ているようだった。
足も若干開き気味のだらしない寝方だ。
今夜はこの香りとぬくもりで抜くかー。
誠一郎は降って沸いたラッキーを楽しむことにした。
OLモノの良いビデオがあると良いけどなあ。
5月の列車は淫夢を乗せて西船橋を目指した。
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