佳世子の二人目の彼氏はサークルの先輩で、真面目な賢い男だった。
佳世子はここで付き合うまでに焦らすという方法を覚えた。
それでも体の関係を持った後は、彼は急変し
亭主関白のように振る舞い佳世子はがっかりした。
佳世子は思った。きっとこの方法は正解ではないのだ。
3番目の彼氏はインカレ経由で知り合った他大学の学生だった。
こいつは口ばかりのいい加減野郎だったが
セックスの後も甘い言葉を吐き続けた。
しかもこいつがアホみたいにセックスが上手いときてる。
パターン慣れしていなかった佳世子は
この男のセックスにはまった。
というか、ここで佳世子は大きな勘違いをしてしまう。
つまりセックスで男をつなぎ止めれば
自分が幸せな気持ちになれるんだという
とんでもなく間違った擦り込み現象である。
セックス中は、嬉しい顔、辛そうな顔、そして笑顔、この3つ。
キスをしている時は相手も機嫌がいい。
だから自分もキスが好き。
2人になるとつい相手のペニスに触れてしまう。
喜んでくれるから。嬉しそうだから。
トランクスの上からでもさらっと触り
がっつり握り。そしてしごく。
相手が求めていそうなときはさり気なく酔った雰囲気を出し
チャンスが来れば自分からベッドに倒れこむ。
意中の人におっぱいを触られると嬉しい。
ついつい笑顔になってしまう。
そんな風になってしまったのは全て3番目の彼の時だった。
佳世子は3番目の彼氏の時にイクという感覚を覚えた。
男子高校生の猿状態が、女子学生に来たということだろう。
そして3番目の彼氏と別れた後も
佳世子は大学時代に男が切れることはなかった。
佳世子は若さゆえの快楽に溺れていく一方で
風俗などに進むこともなく、学業には真面目に取り組んだ。
学生時代の佳世子は男にちやほやされるのが当たり前という
自分の倫理に則ったに過ぎない。
こんなものは青春の一過程として誰もが通る道なのである。
佳世子は、就職に際しては父親のコネもフルに活用し
大手町にある某大手団体に就職した。
いずれ新潟に帰れる農業系の団体である。
新人が大量採用される団体であった。
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