あ、せんぱーい。
おう、健二
田中健二は仕事帰り、たまたま乗った電車に三浦寛を見つけた。
三浦は健二の大学時代のサークルの2つ上の先輩であり
健二が今年入った会社の先輩でもあった。
身の上話もできる頼れる先輩だ。
どうだ健二、仕事慣れたか?
まだ新人研修とか挨拶回りとか、そんなんばっかりです。
んー。ま、そんなもんだ。同期とはうまくやってるか?
ええ。何せ多いですけど、何人かは仲の良いのできましたよ。
おお。いいね。同期は大事よー。ライバルでもあるけどさ。
いや、それよりも先輩聞いてくださいよ。
なんだ、どうした。
いや、ちょっと、あっちで。
健二は三浦を車両の隅に誘った。
実は会社の女性とやっちゃいました。
お前、、、会社の女に手出すと後が大変だぞ。
いや、誘われた感じなんですよ。
同期の子か?
違うんです。
はぁ?
総務なんです。
三浦の顔が、ああと納得した顔つきに変わった。
研修終わって帰る準備してたんですよ。
うん。
そしたら書類の不備があるからちょっとって。
ほー。
ちょっと可愛い感じの人でお酒に誘ってみたんです。
うんうん。
いいよーって言われて。
で、酔った勢いでやっちゃったんだ。
はい。向こうも全然イケル感じだったんで。
で、結婚してーって言われて、弱ってるんだろ。
な、なんで分かるんすか?
それさ縄田佳世子ちゃんだろ。あの子、有名人だぞ。マジっすか!?
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