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2014/07/08

真理子との交際は維持しつつ、宮本は更にチントレに邁進した。



真理子との交際は維持しつつ、宮本は更にチントレに邁進した。
ピルケースには、毛細血管に血の廻りがよくなるというイチョウ葉のサプリが加わった。
プラセボ効果かもしれないが、宮本の場合はイチョウ葉が非常に効き、体の隅々にまで血がめぐっているように感じた。
また、目の前が明るくなり、記憶力や判断力も増したように思えた。
副次効果ではあるが、これは仕事の忙しかった宮本には嬉しい誤算だった。
陰茎増大器具としては、これまでに手を出していなかった、吸引ポンプが新たに加わった。
たまに吸引ポンプを使いすぎて、カリの下に血豆ができるなどの不具合もあったが、これらの様々な相互作用を通じて、宮本のペニスは半年の間に更に3cmも伸びた。
亀頭はまた一段と黒く、太くなり、カリが大きく張り出して、勃起時の形状はもはや異物である。
今度こそいけるだろう。宮本はまた真理子を呼び出した。

いつものように真理子は上機嫌でやってきた。
ホテルに移り、セックスの段になると、宮本は今度は初めからブリーフを脱いだ。
そして、どうだとばかりに勃起するペニスを真理子に見せ付けたのである。

宮本さん、これ。無理。

真理子が言った。宮本は勝った!やっと真理子をねじ伏せたと感じたのであるが、その後に続く言葉で意気消沈した。

この前も痛かったの。でも宮本さんのこと好きだから言えなくて。でも、ごめんなさい。これは無理。気持ちわ…ううん。怖いよ。ごめんなさい。サヨウナラ。

真理子は視線を合わせずに洋服を着ると、部屋を出て行ってしまった。

ひとり残された部屋でベッドに転がり宮本は考えた。
考えてみれば真理子には何も悪いところはなかったのである。
多少あっぱっぱーなだけで、性格も明るく、心根の優しい、良い娘だった。
宮本の中で、真理子といることが楽しい時期だって確かにあったのだ。

恵子にしても真理子にしても
俺はなにか一つのことに夢中になると
相手のことを考えずに自分の思いだけで突っ走ってしまう。


やっと目が覚めた気がした。自分がおかしかったのだ。悲しい気分だった。
しかしこんな時でも宮本のペニスはふてぶてしく股間にぶら下がっているのだった。
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