5月の夜、遠藤リカコは東西線に揺られていた。
あの時のタケシ可愛かったなー(笑)
絶対にお前を幸せにするからなんて宣言してたし(笑)
あ、そうだ。もうすぐ誕生日だし、可愛いタケシ君にバイト代で何か買ってあげよう(笑)
あいつ、なにだった喜ぶかなー。靴とか? 麦藁帽(笑)
あ、やっぱシャツかなあ。
明日もきっと楽しい一日になる。
リカコはそう確信しながらスマホの画面から顔を上げ、車窓に流れてゆく遠い工場の灯りを見つめた。
(
遠藤タケシに続く)
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2015-05-19 23:44 はるお URL 編集