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2015/04/08

えっちゃんに相談したら何か吹っ切れたよ



順子は翌日も保健室登校をし、そして昼をだいぶ回った頃に浅村に全てを打ち明けた。

・・・ってわけで、友達が誰も居なくなっちゃったの。今、話できるのえっちゃんだけ。
そっかー。まだ中学だし色々あるよね。お母さんとかご家族には相談した?
そんなのできないよー。だって心配するし。
だよねー。でもさー中学の頃なんて全然世界狭いんだよー。
そうかもしれないけど私にとってはそれが全てだもん。家と学校、友達とか。
うん。分かる分かる。あそうだ。順ちゃん、ちょっと腕挙げてみて。
えー、私くさ、、
ま、いっからいっから。

スンスン。浅村が順子の腕を持ち強引に腋の匂いを嗅いだ。

ほらね。全然、匂ってないよー。
本当?
本当、本当。
えっちゃん、そうやって、、、わた、
違うって。アポクリン腺ってのがあってね。緊張するとスポーツなんかと違う汗をかくの。
アポクリン腺?
そう。順ちゃんの場合はそれが発達しただけ。別によくある話だから。
よくある?
うん。ホルモンのバランスが崩れたりとか、思春期にはよくあるのよ。
え、じゃあ、これって治るのかな?
んー。ホルモンバランスが安定すれば治ることもあるし、外科的にはレーザー治療でも治ると思ったけど。
本当?
うん。子ども、っていうと失礼だけど、成長期に一時的にそうなるケースってのは結構あるからね。
心配しなくていい?
うん。体の悩みは心配しなくていい。っていうか、むしろそのことで人間関係とかこじらせるのが問題なのよ。
そー。それ。でも私、どうしたら良いのかなあ。
大人の意見、言っても良い?
うん。
特別な人にならないことよね。
それどういうこと?
取り合えず今日で保健室登校が2日目じゃない。
うん
早目に教室に戻ったほうがいいと思うな。きついかもしれないけど。
それ。。。
だって、実際に匂うわけじゃないし、病気でもないし。
えっちゃんに迷惑だから?
迷惑じゃないよ。順ちゃんと話し楽しいし。でも、戻るべき。早目にね。
誰か話しかけてくれるかなあ。
最初はきついかもしれないけど、順ちゃんには魅力あるから。大丈夫。
そうかなあ。。。
戻らなきゃ。保健室に居たら友達には会えないよ。

そう言って浅村は笑いながら順子の背中をバンバンと叩いた。
しばらくすると怪我をした男の子が保健室を訪れたので、浅村との話は途中で終わった。
順子はそこから一人で考えた。

そうして導いた結論は、やはり教室に戻ろうということであった。
たしかに浅村の言うように特別な人になってしまっては事態は好転しない。
自分自身が立ち向かわなければ何も変わらないのである。
それにもし、どうしても一人になってしまったら、またここに来ればいい。
浅村と話せば一人じゃない。順子は勇気がわいてきた。
浅村が会議で保健室を離れると言うので、順子は気持ちを切り替え自習した。
そして下校時間前に戻ってきた浅村に、明日から普通に登校してみることを告げた。

そう。順ちゃんなら大丈夫。辛かったらまたおいで。ね。

浅村は満面の笑みを浮かべて順子をハグしてくれた。
大人の女性特有のふわっとした香りが順子を包み、順子は正しい決断をしたんだと確信した。

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2015/04/07

ぶつかってみたら意外に簡単に解決!よーし!



翌日、順子は普通に登校し、意を決して教室の扉を開けた。
順子は刺すような視線の集中砲火を覚悟していたが、誰も特に順子を意識する者はいなかった。
意地悪グループも順子に注目することなく教室の隅に固まってぎゃははと下品な笑い声を上げていた。
男子は数人のグループでサッカーだか野球の話に興じているようだ。
教室の雰囲気は以前とまったく変わらないものだった。
順子がおずおずと自分の席に着くと、同じ陸上部の多佳子がやってきてのんきに話しかけた。

おはよう、順子。風邪?
あーいや、まー、そんなもんかな。

順子はしどろもどろになりながら答えた。
話が昨夜の歌の特番のミスチルの話題になった頃に登校してきた陸上部の圭子がちょっと伏せ目がちに席に近づいてきた。
圭子は順子の前に立つと、いきなり深々と頭を下げた。

順子、ごめん。ほんっとごめん。
圭子、やめてやめて。いいよ。もういいから。
え、なになに。

状況がつかめていない多佳子が目をきょろきょろさせながら、二人の顔を交互に見た。

なんでもなーいよ。
えーなにー。私だけ知らないのー。

ちょうどお調子者の多佳子が仲介に立った感じで、3人は顔を見合わせ笑い声を上げた。
その日は何事もなく終わった。いつもの日常だった。
意地悪グループは相変わらず順子に意地の悪い視線を投げかけてきたが、順子が凛としていればそれ以上のことは何もしてこなかった。
クラブで仲良くしていた友達と普通にお喋りができれば、順子にとってはそれは日常なのである。
帰り道に順子は思った。

普通に行ってよかった。
それにしてもえっちゃんは凄いなあ。
体の怪我だけじゃなくて心のケアもしちゃうんだもん。
私の目線まで降りてきてくれてちゃんとお話も聞いてくれるし。
ああいうのを大人の女性って言うのかなあ。
看護師さん?保健師さんっていうのかな?
あたしもなれるかなあ。
私も人を助ける人になりたいぞー。

まだ頬の膨らみにかすかに幼さが残る美少女の順子は、にったらにったらと一人笑いしながら帰り道を歩いた。
暗い雲の中をもがき続け、ひょっこりと顔を出してみたら、向こうになにか明るい光が差しているのを見つけた。
そんななにか愉快な気分だった。
順子はなんとなくだが自分の方向を見つけた気がしていた。



そろそろ進路を決める段になって順子は看護学校に進みたいのだがと浅村に相談した。
浅村は冷静に順子の成績を聞くともったいないと反対し、準看から看護師になるのがどれだけ大変かを力説した。
順子の成績であれば進学校に進むべきで、その後、看護科のある大学に進むほうがよほど楽だし、ためにもなる。経験も積めると教えてくれた。
その頃の順子は浅村を崇拝していたので、分かった。それで行くと決心したのである。

そして高校から大学へと無事、進学を果たし、勉強とキャンパスライフ、その他の”経験”も積んでいったのであった。


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2015/04/06

美人ナースの性体験。わきがはつらいよ。



高校の頃の順子は、自分こそが日本のナイチンゲールになるのだくらいの勢いで勉強をしていた。
したがって大学に入学したての順子はまだ生娘だった。
大学でも勿論、勉学に勤しんでいたわけだが、しかし年頃の娘である。
しかも美人でグラマラスとくれば、回りが放っておくはずもない。

友人に頼み込まれコンパ要員として担ぎ出されることが何度もあった。
もちろん、ちゃらい男に興味のない順子は適当な愛想笑でお茶を濁すことが多かったが、それでも何人かの男性とは付き合った。
初めての経験は大学の2年だった。その男性とは半年近く付き合い、星降る丘で初めてのキスを交わし、そしてその夜の内にホテルで結ばれた。
充分に発達していた順子の体に痛みはなかった。むしろ意中の人と結ばれた喜びに順子は涙した。
しかし行為が終わるととたんに男の態度が冷ややかになった。
それは恐らく臭いのせいなのだが順子はまだそのことに気がついてなかった。
その男とは何度か交わったが、初めてのセックスから3ヵ月後に振られた。
男の素っ気ない態度に白けていた順子にはなんの感慨もなかった。
学生時代にはもう2人と付き合うことになったが、ことが終わるといずれも同じように素っ気ない態度になってしまうので、順子は男とはそういうものなのだと思うようになってしまった。

晴れて国家試験にも受かり、順子は念願の病院勤務となった。
希望に胸を膨らませた新人ナースが配属されると院内は大いにざわめくものだ。
手癖の悪い男性医師、患者、意地悪な女医に先輩ナース。何につけても目立つ存在の順子はここでも格好の餌食だった。
しかしながら、中学校時代の逆境に慣れていた順子にとって、大人の陰湿ないじめなど鼻くそほどにも効かなかった。
順子はしっかりと芯のある女性に育っていたのである。
そんな中、順子は一人の男性医師と恋に落ちた。まずいことに、順子が配属された科の真面目な若い先生である。
周りの皆にばれないように二人の秘めた恋が始まった。
その先生は30を越えたところでちょうど結婚適齢期。
二人の交際は真面目なものだった。
そして二人が結ばれるその日、男性医師はどうしても起たなかった。
曰く

君、これはスソガだよ。僕には無理だな。

順子は愕然とした。
自分でも臭いのことは十分に意識していて、これまでケアしてきたつもりだった。
これまでの男はなにも言わなかった。言ってくれなかった。それは優しさなのかもしれない。
だが初めて結婚まで意識した男性に、くさい、臭い、クサイと言われてしまったのだ。
医師とはその場でお別れになってしまった。順子は更に混乱した。
仕事の上でもケアレスミスが多くなり、何か職場でいじめられているという錯覚にも陥った。
だが頼りになるえっちゃんはもういない。

そんな時にたまたま出会ったのが、元患者の和久井という男だった。
和久井は35歳で、見かけがよく、物腰も柔らかい既婚の自営の男だった。
和久井は紳士的に言葉巧みに順子に取り入っていった。
そんな和久井の本性は、心をやられていた順子が体を開いた後に徐々に明らかになっていった。
和久井はSだったのである。

最初は普通のセックスだった。
順子とのセックスが終わっても和久井は優しく、これまでと態度が変わらなかった。
普通に食事にも行くし、順子の休日に合わせて遊びにも連れて行ってくれる。
順子にとってこれは初めてのことだった。
和久井は既婚だが心を許せる。優しい人だ。
順子はそう思った。

だが、和久井が優しかったのはその先に楽しみがあったからだった。

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2015/04/05

S男だけが順子に優しい。フェラ・・・



和久井のSは殴る叩くなどの痛い系ではなく、女性を屈服させることに喜びを感じるタイプだった。
その意味では既に弱りきっている順子は格好の獲物だったわけで、そうした女性を見分ける目が和久井にはあったのだろう。
しかし、セックスの時以外の和久井は、確かに順子に優しかった。

ある日の休みは天気が良いから富士山を見に行こうと順子をドライブに誘い、二人で楽しく美味しい昼食を取った。
当然、和久井は帰りにホテルに行こうと言い出し、断りきれない順子の手を、自分のペニスに導いた。
不倫とは分かっていても、何故か断りきれない順子は、和久井のズボンの上からもそもそと手を動かした。
和久井のペニスは、これからの期待にはち切れんばかりに膨らんでいた。
いくら優しくても、見かけがよくても、言ってみれば35の親父である。
それがまず交わることのない20代前半の美人を抱こうというのだから、それはもう我慢汁が溢れんばかりの怒張ぶりであった。

ホテルの部屋に入ると和久井はすぐに風呂を張りに行った。戻ってきた時にはビキニパンツ一丁だ。
35にしては締まった体つきだが、お腹のぽっこりは隠せなかった。
立って外を見ていた順子に後ろから抱きつき、自分の方に振り返らせると、抱きしめてねっとりとキスをした。
いけない、いけないと分かってはいるが、順子の方も和久井とのセックスの後の心地よい気だるさを思い出し、目がとろーんとする。
程なく自分から舌を積極的に出し、和久井のお腹や背中をさすりながら、激しいキスに応えてしまうのだった。

よしよし。いいぞ。次はここだ。

和久井は順子の手を乳首に当てた。順子は言われるがままに舌を和久井の乳首に持っていき、苦しい体勢ながらも和久井の両乳首を交互に舐め、たまに唇でついばんだ。

よく分かってきたな。次はここだ。

和久井は順子の頭を軽く押さえる。順子は和久井のビキニパンツの前に膝立ちになると、玉のあたりから亀頭に向けて舐めあげた。それはもう儀式のような一連の流れだった。
和久井のサテンのパンツはつるつるして順子の舌の動きの邪魔にならない。パンと張った膨らみが和久井の喜びを示していた。
順子は顔を横にして竿を含みハーモニカを吹くように上下に顔を揺らした。順子の視界の端に和久井の満足そうな顔が見え、なんだか嬉しかった。
しばらくそれを続けていると和久井が少し腰を引いた。これは亀頭を舐めろの合図だった。
順子が和久井のビキニに手をかけようとすると、和久井が制した。

ん。まだだぞ。

順子は理解し、ビキニの上から和久井の亀頭を口に含んだ。にじみ出たカウパー氏線液でできたと思われるシミが、順子の唾液でさらに広がっていった。
最初はちょっと生臭いと感じた亀頭部分も、順子が舐め続けると、ほんわかと暖かい固いバナナのように思えてきた。
和久井が順子の髪をかきあげ、たまに頬に触ってくれる。手が暖かかった。自分でも息が荒くなっているのが分かった。

よーし、よーし。お風呂に入ろうか。

順子は許されたかのように安堵し、立ち上がろうとするのだが、なにかぼーっとしてたたらを踏んでしまった。
崩れそうになる順子を和久井が優しく抱きとめてくれた。

大丈夫か。服は脱げるね。

和久井はいつも服を脱がせようとはしない。満足そうに煙草を吸いながら順子が一枚一枚脱いでいく姿をただ黙って眺めているのだった。
たまに「思い出だ」と言って携帯で順子の裸体を写真に撮ったり、ビデオをセットして撮影することもあったが、今日はその気はないようだった。
順子が最後のショーツを脱いで裸になると、自分の方を向かせた。

また少し伸びたね。剃ってあげよう。

順子の恥毛のことを言っているのだった。順子は和久井と付き合い始めてから、恥毛を全て剃られ擬似パイパンになっていた。
和久井は順子の手を取ると、風呂場に連れて行った。


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2015/04/04

お風呂場で剃毛。見られるのも嬉しかった。



7割程度入っていたお湯を止め、順子が和久井に寝そべるような形でお風呂に浸かった。
すぐに後ろから和久井の手が伸びてきて、順子の豊満なバストをまさぐった。
順子が嫌がっていないのは既にピーンと張っている乳首でわかる。

気持ちいいんだな。
うん。気持ちいい。。。

和久井が順子の乳首を人差し指と親指できゅっと握った。

あ、、
気持ちいいですだ。
気持ちいいです。

実際、胸にジーンと衝撃が走ったような気がして気持ちがよかった。
和久井は順子の髪の香りを嗅ぎながら、親指をすりすりきゅっとリズミカルに動かした。
順子の下腹あたりになにか抑えられない衝動がうごめき始めていた。

お風呂から上がると今度は洗いっこだ。まずは順子が和久井の体を洗う。
背中から腕、お腹、ペニス、お尻、肛門まで丁寧に洗う。そして足、足の指の股まで綺麗にしなければならない。
後でどこでも舐めることになると思うから、順子は一生懸命に洗うのだ。
そして肛門を洗うと和久井のペニスが少ししょんぼりするのが可愛いなと思ったりする。

次は和久井が順子を洗ってくれる。これも丁寧に首からおっぱい、腕、お腹、腋、背中、お尻、アナル、足、足の指の股も、何度もお湯をかけながら、何度もボディソープをつけながら洗ってくれるのだ。
ただ和久井はバギナだけは洗ってくれない。シャンプーが中に入ると痛そうで怖いからだそうだ。順子はそういうところに和久井の優しさを感じてしまう。
和久井は順子がバギナを洗うのを正面から見ている。ただその日は少し違った。

順子。おしっ〇してるところ見たいな。
え、、それは。
出るだろ。
え、うん。
出してみろ。

順子はお湯でバギナを流し、わんわんスタイルに構えると、少し気張ってみた。お昼に私だけビールを飲ませたのはそういうことかと漫然と考えていると、多少、尿意を催してきた。
順子の尿口が尖り、ほんのちょっとだけ、先走りが飛び出した。和久井が顔を近づけてきて、両手で順子の股を開いた。

ああ、、、

何か負けた気がして順子の力が抜けたその時、ばしゃばしゃーと尿口から聖水が飛び散り、バスルームにその音がこだました。

はっはっは。たくさん出たな。よしよしよく洗うんだ。

順子はもう一度、和久井の前でバギナを洗い綺麗にした。順子に風呂に入っているように言いつけて、和久井はバスルームから出て行った。
順子がバスルームを洗い流し、お風呂に浸かっていると、和久井がローションとかみそりを持ってバスルームに戻ってきた。

おいで。

順子は言われるがままにお風呂のふちに腰かけ、片足をあげて和久井の前にバギナを晒した。

まずはここの毛からだ。

と和久井は順子のおへその下あたりを指差し、ローションを塗ると、T字かみそりで恥毛を綺麗に刈った。
次は大陰唇とその周りの毛だ。これは顔そり用の小さなかみそりで片側ずつ、丁寧に小さな範囲に分けて綺麗にしてゆく。
その間、順子のバギナ、それはもう大陰唇から小陰唇、アナルから尿口まで、全てが和久井の前に晒されているのだった。
和久井が順子の伸びた小陰唇を押さえてかみそりを小まめに動かすものだから、順子は感じてしまう。しかし動くわけには行かない。
順子のクリトリスはぷっくりと膨らんで包皮から顔を出してしまった。
それを見ると和久井はかみそりを順子の肌から離し、口にクリトリスを含むとペロペロと舌で転がすのだった。
ただ、膣口には決して触れない。

あ、ああ、あ
まだだぞ。

そう言うと和久井は順子の腰の落ち着きを待って、また毛を剃り始める。いつものことだった。
M字の大全開でアナル付近の毛まで綺麗に剃りあげるとやっと和久井は満足し、順子に再びお風呂に入るように告げ、バスルームから出て行った。

よし。上がっておいで。

和久井はそう言うと、バスルームの入口でタオルを抱えて待っているのだ。
和久井は順子の体を上から下まで綺麗に拭いてくれるのが常だった。

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2015/04/03

クリキャップで陰核増大



お風呂から上がっても和久井はすぐにはセックスしない。
裸のままの順子をソファに座らせると、まずは柔らかい布で目隠しをする。
この頃になると順子は、頭がぼーっとしていてまるで抵抗する気になれないのだ。
和久井は次に順子軽くM字に開脚させ、右手首と右足首、左手首と左足首をサランラップのような素材で固定した。
順子の体勢は、内側から手を入れて自分の足首を抱えるような格好だ。
この体勢はさほど無理ではない割に、股を閉じることもできず、しかも殆んど抵抗ができない。
腹筋が常に締まっているような形で、挿入待ちな格好とも言える。
今、順子の手首足首を固定している素材が何かは、順子にも分からなかった。
非常に柔らかいサランラップのような素材で、肌に当たる面が広いため、途中でもがいても手首も足首も痛くないのだ。
そうした上で、たぶん、刷毛のようなもので、和久井は順子の乳首をすりすりし始めるのだった。
順子はこれが相当気持ちよかった。

うんんんん・・・
気持ちいいのか
気持ちいいです

従順な限り和久井は優しい。順子はそれを知っていた。
和久井は順子を横に転がし、その内に膣口も触り始める。しかし、決して指は入れない。
あくまで順子から溢れた愛液をすくい取りクリトリスに塗りつけるためだ。順子もそれを知っていた。
そして和久井は少し席を離れると、自分のバッグから2つ目のアイテムを取り出した。クリキャップだ。
それは順子も見せてもらったことがある。ゴム製のスポイトのようなものだ。
ゴムの空気溜まりを押したままクリトリスに先端を押しつけ、指を離すと、空気の圧力で引っ張られたクリがぷーっと膨らむのだ。
クリキャップの使用を繰り返すと、クリトリスが肥大し包皮から飛び出してしまう。しかし膨らんだクリが敏感になる効果もあり、これは順子も嫌いではなかった。
手首と足首を固定されているため逃げようはなかったが、順子は当然のようにクリキャップを受け入れた。
和久井は刷毛で順子の乳首を弄び、たまにクリキャップを弾いて、順子の反応を楽しんだ。
刷毛だけでもぞわぞわしているところに、和久井がクリキャップを弾くと順子の背中に快感がビーンと走った。
少し無理な体勢に腰が抜けそうだ。

好きなのか。これ。
好きです。
俺は。
好きです。
よし。もっとして欲しいのか。
もっとして下さい。
お前はエッチなんだな。
・・・
エッチなんだろ。
エッチです。
はっはっは。

和久井はソファから離れると何かごそごそしていた。恐らくビキニを脱いでいるのであろう。そして順子の口元にそっと何かを添えた。間違いない。ペニスだ。
順子は顔をひねってそのモノを口に咥えた。熱い。生のペニスだ。むぐ、むぐと亀頭と思われる部分を含み、舌で転がす。
和久井のそれはやや硬度を失っており、無理な体勢ながらも順子からはフェラチオがしやすかった。
ただ、和久井がたまに腰を動かすので、喉の奥までペニスが入り込みむせることがあった。
うげ、ごうぷと順子が嘔吐に耐え、ペニスを口でしごいていると、和久井がペニスを引き抜いた。

今日はもっと楽しいものがあるぞ。

順子の足元に回ったであろう和久井がクリキャップを引っ張って外すと、今度はビーンと低い音が鳴りはじめた。
ああ、バイブか。大きいやつなのかなと、順子が朦朧とした頭の片隅で考えているところに、クリトリスに強烈な振動が与えられた。
クリキャップによる吸引で大きく、敏感になっていた順子自身であったが、その振動は決して嫌な感じではなかった。

これ。あぐっ。ああああああ

順子は突然襲ってきた快感に仰け反りそうになったが、手首と足首を固定されている格好ではなす術もなく、肩をすぼめる程度の抵抗しかできなかった。
しかし快感は途絶えず全身を巡ってくる。和久井は小さな布を順子の口に押し込み、クリトリスに与える振動をもう一段上げたようだった。

ここからの順子の記憶は途切れ途切れだ。たぶん潮を吹いた。その後でバイブも使われた。拘束を解かれて、その後に挿入もあったし、抱きついて足を絡め、好き、大好きーと叫んだようにも思う。
だが何かしら曖昧な記憶で、正気に戻った頃には夜の帳が降りていた。

遅くなっちゃったな。ごめんな。送ろう。

和久井が優しくキスをしてくれて、順子はベッドから体を起こし、ノロノロと帰りの支度をしたのだった。

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