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2005/10/13

電話魔



若いときって色々な思い込みがあるよ。
それは男女に関わらずね。

知子と付き合い始める前の一年間にも、僕は色々な逢瀬を楽しんだ。
その頃の話しも書いてみようと思う。
今回の主役は由美ちゃん。
この娘と初めて会ったのも"Bar BUBBLE"だった。
なにせ暇な週末の殆どを僕はBUBBLEで過ごしていたから、
そこ以外で見知らぬ女性と巡り会う術はなかったし。
 


ま、それはそれ。由美ちゃんのことはよく覚えてるよ。
っていうのもこれまで付き合った女性の中でも五本の指に入るくらいの美人だったから。
透けるように白くややそばかすがかった肌、
細い顎、通った鼻筋、綺麗な弧を描く眉の下にくりくりと動く瞳、
ボブカットでよく手入れされた髪の毛。
その割にトレーナにジーンズってなラフな恰好。

それを見た時、僕は直感的に行けると思った。
彼女の友達が少し席を離れた隙に、僕は2、3席向こうの由美ちゃんに声をかけた。
思いの他、彼女は明るく答えてくれ、席に戻った彼女の友達と3人で僕らは飲むことになった。
話しを聞くと彼女らは市内の保母さんで、週末の楽しみに数人で飲みに出て、
仲の良い二人が最終的にここにたどり着いたのだと言う。
僕は常連であり、元々この店のバイトであることを告げ、
彼女らの警戒心を解いた。

常に明るく話す由美ちゃんは、僕の質問に対してたまに頓珍漢な答えを返したが、
見た目に似合わず面白い子だなあと好意的に受け取った。
その日は遅くなったこともあって、電話番号の交換だけ済まし、
僕はうきうきした気持ちで家路に着いたんだ。



翌日から由美ちゃんの電話が頻繁にかかってくるようになった。
この頃の僕には別に決った彼女もいなかったし、
勿論、美人からの電話は嫌な気もしなかったので普通に対応していたのだが、
そうこうする内に、朝の6時だろうが夜の3時だろうが
お構いなしに電話がかかってくるようになった。

そんな由美ちゃんの電話の内容は多様で、
素っ頓狂に今日の出来事を面白おかしく話すかと思えば、
とても重たい受け止め難いものもあった。

始めの頃はエロ気分も手伝って、
どんな内容であろうとそれなりに受け答えをしたが、
時間をあまりに無視した電話と重い話には閉口するようになっていった。

そんな中でも特に弱ったのが彼女の家庭環境についての話だった。

終わらない電話での話しから分かったのが、由美ちゃんの家庭は結構複雑だということだ。
お父さんが居るような居ないような、そんな感じの家庭だったらしい。
自分が働きはじめてからは、自分自身、近所とも縁を切りたかったので、
今はおばさんの家に住んでいると言う。

だが、ある日はそのおばさんの監視が厳しいと言い、
別の日にはおばさんからはお父さんの話しが聞けるから嬉しいと彼女は言った。
父親の話が出るのならと、話しを母親の方に振ると、
由美ちゃんの口は途端に重くなるのだった。
全てを語らなかったか、
もしくは僕が理解できなかっただけかもしれないけれども、
まだまだ裏があるような、
彼女の境遇はそんな感じだった。

ただ、あまりにも電話をかけてくる時間に無頓着なことと、
出会って間もない僕にそこまで話すのかい?
君、もしかして依存症かい?
と不安になった僕は、
前述のバーで出会った彼女の友人にそれとなく話を聞くと、

「うーん、彼女は天然なとこあるから」との答えをもらった。
おい、これって"天然"の一言で済ます問題なんかい!



そんな頃、一度だけ由美ちゃんといわゆる大人の関係になってしまう。
ここで自分の名誉にかけて言っておくが、
この時ばかりは僕から誘ったものではない。
彼女から誘われ、それに乗った形だ。
って気張っても同じことか。
僕の意思の問題だな。
ま、兎も角、SEXの内容については別に取り立てて書くようなこともない。
割と普通のSEXだったし、意外と着痩せするタイプなんだなー
と思っただけで、由美ちゃんの"天然ぶり"に弱りきっていた僕には
別にどっちでも良いよという感じだった。
これ本音。



それでも端から見れば僕らは良いカップルだったのだろう。
僕の友人が「由美ちゃんの友達を紹介してくれ」と言ってきた。
美人の友達は美人と思ったんじゃないかな。
僕はその旨を彼女に伝え、彼女はそれを快く引き受けた。
ダブルデートはその翌週に決定し、
僕は季節には少し早いが海にピクニックに行こうと提案した。
その当日は本当に快晴で、
既に車を手にしていた僕は気持ち良く6月の街を流した。

まず由美ちゃんを拾い、次に友人を拾い、
そして3人で彼女の友達を迎えにいった。

「今日はね、お弁当作ってきたよ。
 あっ、紹介の子は私の幼馴染の子。
 すごく可愛いよ」

その言葉が車内を一層華やかにした。
で・も・ね・待ち合わせの場所に現れた幼馴染の子は…
筆舌にし難い…あえて言うならCow。
今風に言うならモー娘。
ってな訳で海に向う車内には重苦しいムードが漂ったけれども、
我らが"天然"由美ちゃんにはなんら関係がなかった。

後ろの席に件の幼馴染と並ぶ僕の友人は、
常にアルカイックスマイルだった。
勿論、その心の内は仏ではなかったろうと思うけど。



そのCow事件以来、由美ちゃんと僕は徐々に疎遠になっていった。
これについては別に幼馴染のCowちゃんが悪い訳じゃない。
ピクニックの最中、僕、そして僕の友人、彼女の幼馴染との距離感が
キチンと計りきれない彼女の、
あまりにも突飛な言動や行動に僕の愛想が着きたってのが本当のところだ。
そして彼女から僕への電話も徐々に減っていった。

こういうのってホント、誰が悪い訳ではないと思う。
言ってみれば縁がなかったとか、
もしくは二人はピッタリと来なかったってことだ。

そして僕の中での由美ちゃんは済んだ話になっていった。
だがその数週間後、デートをセッティングしてやった友人からこんな話しが届く。



「はるお…朝から晩まで俺の電話鳴りっぱなしなんだ。
 由美ちゃんから…どうやったらお前と元に戻れるんだろうって…」



今になってみれば、僕は由美ちゃんを電話狂いの頭のおかしな娘だとは全く思わない。
長い人生の一時期、特に若い頃、愛情に恵まれなかった子供のまま思春期を迎えた女性が、
ただ単に頼れる人を探すっていう"依存症"、
特に異性に対して言えばファザーズコンプレックスに陥るってのはあり得る話だ。
そして一人頼れる人が見つかれば、これが最後と思い込んでしまう…
うん、程度の差こそあれ若い頃の恋愛は、
女性にとっては生きるか死ぬかの大問題になることがあるよね。

だからここを読んでる女性に伝えたい。
君達が若い間は、毎回毎回、大恋愛に陥ると思う。
でも年をとって振りかえると、
そのどれもが一期一会と変わらなかったって、
きっと理解できるようになるよ。
だから今の恋愛がどんなであれあまり悩む必要はない。


それから、ここを読んでる男性にも伝えたい。
結局のところ一期一会になるんだとはいえ、
自分の青春の一ページを飾ってくれる女性だからこそ大事にしてあげなきゃいけない。
思い出は美しくあるべきだからね。
そう、だから電話魔の由美ちゃんも、
今は幸せになってくれてれば良いなぁと僕は思うよ。



毎朝、早起きしてニコニコ笑いながら旦那さんのお弁当を作って、
10時には食卓に花を飾って、夕方から子供達にピアノを教えて
「ああ、もうこんな時間。今日の晩御飯は何にしようかしら」
なんて悩んだりして、そんな風になってくれてると嬉しいな。
ああ、思いだしちゃった。
由美ちゃん君は今どうしてるんだい。
由美ちゃん、ここを見てるかい?
由美ちゃん、もう一度僕とあの頃の話しをしないか。

繰り返すけど"もう一度"だけね。
2度は結構です。
 

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2005/10/12

Dark Side #1



テレクラには結構こういう人いるんですわ。
いやホント人間模様ですねえ。

 

知子と別れてからの僕は荒れた。
これまで来るものは拒まず程度のスタンスをキープしていたはずが、
イケイケドンドン自ら火中に"クリ"を拾うようになった。
そして、本来は巡り会う筈もないものにまで手をつけるようになる。
そう、テレコミの暗黒面に突入していくわけだ。

その頃はNTTの規制が入ったQ2はとっくに廃れ、
テレクラのカードを購入して家から電話をするというスタイルが主流になっていた。
これはそんな頃の話…


頼子とは土曜の夕方につながった。
他愛の無い話を20分もしただろうか、
このまま話すならいっそ会って話しをしようと僕から誘った。
ついでに夕飯も一緒にどうだと持ちかけたと思う。
彼女はそれを承諾し、僕のマンションから車でわずかな距離の電話BOXを指定してきた。
その距離なら仮にスッポカシを食ったとしても、僕にはさして痛くない。
馴染みの店で食事してまた家に帰ってくれば良いことだ。

電話で互いの特徴を交換した後、僕は家を出た。
声の感じからは恐らく太っていない、せっかちそうな子だった。
果たして……彼女は指定の電話BOXにいた。
電話で交わした特徴も間違っていないので、あの子がそうだろう。
僕の予想通り頼子は細い女性だった。
しかしあまりにも細過ぎる。
顔も骸骨に皮がやっとのことで乗っかっているような、
薄幸そうな感じの女性だった。

僕は考えた。
このまま黙って通り過ぎようか。
でも、彼女をこのまま待たせるのも可愛そうに思えた。
うん、なんであれ約束したからには食事くらい一緒にとることにしよう。
DARK SIDEに回っても、フェミニズムは完全に払拭出来ない僕だった。

僕は電話BOXの横に車を滑り込ませ、早く乗る様、手招きをした。



頼子と歩いているところを知人に見られたくなかった僕は、隣街の繁華街に車を向けた。
少しだけ雰囲気があって、安い食事のとれる店を知っていたからだ。
店に着き対面に座る。
適当に注文を済ませ、改めて頼子を見るとやはり極細な女性だった。
セクシーさを強調するためか、胸元の開いたブラウスを着ていたが、
鎖骨がくっきりと浮きあがって見え、それが返って哀れだった。
ただ、電話での饒舌とは打って変わって頼子は無口だった。
それでも食事をとるうちにぽつり、ぽつりと身の上話を始めた。
話を要約するとこんな感じだ。

電話で言った年は嘘で、年齢は30を大きく超えている。
九州で一度結婚をしたが、旦那の暴力が酷くて家から逃げ出した。
今は無事に別れることが出来たけど、あの時は本当に地獄だった。
その後、親元に戻ったが歓迎されず、流れ流れてここまで来た。
住み込みで働けるところを見つけて、働き始めて今が2年目。
幸の薄そうな陰は、見た目だけではなかったようだ。



食事を半分済ませた頃に、頼子はお酒を飲んでもいいかと尋ねた。
お酒を飲んだ頼子は上機嫌になり途端に声が大きくなった。
自分の今の生活を誰かに話したくてたまらない、
次から次に言葉が涌き出る、
そんな感じだった。

彼女は会話の間を嫌うかのように兎に角何でも話し続けた。
「あたし寂しいけど彼氏が出来ないのよ。
 だからSEXしたくてしょうがなくなった時はテレクラに電話するの。
 幾らでも会おうって言ってくれる人居るし。
 良い気持ちになれるから。
 前に会った人はね、会ってみたらなんにも喋らないの。
 それでも車はドンドン山奥に入って行くし、
 暗い所に止まったと思ったら急に抱きつこうとするのよ。
 あたしは始めからさせてあげるつもりだったのに、
 乱暴にあそこを触ろうとするからストッキングが破れてね 云々…」

別に聞いてる分には構わなかったが、なにしろ声が大き過ぎた。
頼子の後ろの席の人もチラチラと降りかえっているし、
回りの席から密かな注目を受けているのは間違い無い。
「よーし、分かった、分かった。出よう」
そう言って僕は伝票を掴み、
椅子を蹴って立ち上がった。



車に乗り込み僕は言った「じゃあ、帰ろうか」
頼子は充血した目をかっと見開き、そしてヒステリックに叫んだ。
「あたしに恥かかせるの!」突拍子も無く甲高い声だった。
どうやら酔っ払っているわけではなく頼子は少し精神を病んでいるようだった。
無視して発進しようとしたが、運転中のハンドルを握りそうな仕草を見せたので、
慌てて僕は車を止めた。

それからまた延々と頼子の一人舞台を見る羽目になる。
5分を過ぎた所で僕は思った。
えーい、もうどうにでもなれ!
「分かった、ホテルに行こう」僕は言った。

ベッドに横たわる裸の女性を目の前にして、
SEXしたくないと思ったのは恐らく初めてのことだったと思う。
風呂からあがった僕は彼女から少し離れて横になり、
後は彼女のするがままに任せた。

しかし悲しいかな男としてはちゃんと機能するのだった。
充分に自己満足なSEXを堪能した彼女は、
「ホテル代は半分こね」と言った。
その日はそれだけが救いだった…

 

救いなんだろうか?


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2005/10/11

Dark Side #2



そんでもってもうこうなってくると、
何でもありですね。
病気にならなかったことだけが救いかなあ。

 


当たりは続けて引く。
なんのことかテレコミマニアの方ならお分かりだと思う。
DARK SIDE1のエピソードからそう遠く無い日曜の昼遅く、
僕はまた面接の約束を取り付けた。

約束の場所は僕のマンションからほど近い本線の駅にある
噴水に近い階段の下だった。
車を駅の駐車場に止め、陸橋を渡り、柱の陰から目的の場所を確認した。
そこには電話で聞いていた特徴にとても近い服装をした女性がいたが、
僕はそのまま約束の時間が過ぎるのを待った。



それでも彼女以外にその特徴をまとった女性は現れなかった。

そんな、まさか、
待ち合わせの場所を間違えたのさ。
そうだ、そうだ、
あっちの階段だろう。

僕は単なる通行人に成りすまし、彼女の前を足早に通り過ぎ、
その場所からは遥か遠くの駅階段へ向った。
無論、そこには同じ特徴を有した女性など影もなかった。
肩を落としながら、元の場所へ戻る。

まだ居る。
やはり彼女なのか。

紹介しよう。
そこにたたずむのは形容し難い女性だった。
強いて言えば熊。
彼女の回りだけ重力が強くかかっているかのように、
彼女は大地に根を張り、立ちそびえていた。

きっと、ウィリーウィリアムスがその場に居れば、
彼女に決闘を申し込んだことだろう。

僕のその時の心情を説明すると
「ラリホー♪毒を食らわば皿まで♪アラエッサッサー」
てなもんだ。
意を決し、僕は彼女の横に立ってみた。
なに気に視線が交錯した。
にっと笑う彼女。
「アー良かった、さっき前通って向こうに歩いて行ったでしょう」
確定だ。
「うん。行こう」
それ以外の言葉は必要なかった。




彼女の名は昌子。
本当の名前は知らない。
県境の街からやってきた異形の人だ。
電話での話はこうだった。
私は結婚している。
昨日の夜、友達に招かれてこちらにやって来た。
そのまま帰っても良かったのだが、
電話BOXでテレクラのチラシを見かけた。
一晩限りのアバンチュールが欲しい。
そんな感じの話だった。

車に乗っても平静を取り戻さない僕の心臓は、
もしかしたら不整脈を打っていたかもしれない。
「こちらに来ることなんてあんまり無いんでしょ。名所でも見に行きますか」
とやや距離を置く姿勢を取った。

「ぶふふ、それよりも…」
と意味深な笑いと共に昌子の右手が、
シフトノブにかかる僕の左手を覆った。
彼女は、既にやる気マンマンだった。

「いや、いや、僕、今日はお金持って無いんですよー。」
とシフトから手を離しつつ、
ベタな逃げをかましてみたが、
「そのくらいあたしが出すから、ね」
との答え。

彼女は見た通りの太っ腹な人だった。

僕はあても無く、ゆったりと車を走らせた。
道すがら彼女が言うには、
「実はね、朝から電話してるんだけど、来たのあなただけ」
だそうだ。

「はぁ、そうっすか。みんな来てると思いますよ。近くまで行かないだけでしょ」
なんてことは思っても言わない。

「あ、あそこにあるじゃない、あそこ」
彼女は市街地で一番豪華なホテルを指差し言った。
その時、僕の頭を駆け巡っていたのはこんな言葉だ。

「毒を食らわば皿まで、
 据え膳食わぬは男の恥、
 情けは人の為ならず、
 義を見てせざるは勇無きなり…」


自分の勇気が恨めしい…
その10分後、僕らは昌子が指名したホテルの一室に居た。
彼女は既にシャワーを浴びに行っている。
そして彼女が出てきた。
バスタオルには隠しきれないくらいの”豊満”な肉体だ。
彼女はまだ渋っている僕を立たせ、浴室に促した。

僕は再び意を決する。
命まで取られるわけじゃないからな。
ざっと、シャワーを浴び出てくると、
彼女はすぐに僕の近くに寄ってきて、
僕を抱きしめ、
そしてディープキスをせがんだ。

太った女性特有の酸い様な甘いような香りが鼻腔を刺す。
充分に抱擁とキスを堪能すると、
彼女はサイドボードに移り自分の持ってきたポーチを開けた。

「これ使って」

彼女が出したものはバイブレータとピンクロータだった。
それを見た僕は、理性で冷め、
本能の部分には熱い火がついた。

後から聞いたのだが、
昨日会った彼女の友達というのは数年来のSFなんだそうで、
いつもプレイ用にこれを持って行くとのことだった。
昨夜の彼は今一つで、満足出来ない夜を過ごした昌子は、
次の獲物を狩るべく駅の電話を朝から占領していたということだ。
全く恐ろしくらいに性欲に素直な女性だが、
その交わり方も本当に本能剥き出しのものだった。




昌子は前技ですら獣の様な声をあげた。
それが演技で無いのは、愛液の色と量が証明していた。
昌子は自前の器具を使った前技を充分に堪能すると、
女性が男性を責めるのにも喜びがあると言い、
僕を四つん這い状態にして、
お尻の穴を舌先でドリルのように付き、
玉をなで、
つーっと蟻の門渡りに沿って降りていったかと思うと、
反転して僕自身を咥えた。

一体、あの体のどこにそんな柔軟さが備わっているのか不思議だったが、
彼女はそれを事も無げにやってのけるのだった。

「上を向いて」

僕のものを離さないまま昌子が言った。
そして僕が仰向けになると、そこには本当の快楽が待ち受けていた。
太めの女性は総じて口技が上手いと思う。
それはテクニック以前に、
唇や舌の肉厚感によるものだと思うのだが、
昌子のそれは他とは一線を隔していた。

四つん這いで既にヤバイ状態になっていた僕は、
1分と持たず彼女の口に白濁液を大量にぶちまける。
それを飲み込み、脇にこぼれた滴すら舌ですくいあげると、

「もう、若い子は持たないわねぇ」

と彼女は言った。
しかし、その表情は明かに勝ち誇ったものだった。
一方で僕は「しまった」と思っていた。
この巨漢昌子相手にもう一度勃つのか心配だったのだ。
しかし、それは彼女の口技にかかれば造作も無いことだった。
2回目にも関わらずパンパンに張った肉棒を確認すると、
昌子は「今度は入れて」と言った。
そして自ら四つん這いになり、
お尻の肉を左右からかき分けた。

サイドボードにはいつの間にか乳液の瓶が置かれていて、
僕は気付いた。

そう、彼女の希望はアナルだったんだ。
肉の固まりから姿をあらわした噴火口は、
既に開き気味だった。

きっと昨日の彼にも同じことをせがんだのだろう。
その時の僕は意識が朦朧としていた。
部屋の空調が暑すぎるのか、、、、
僕の頭がショートしてるのか、、、
そのどっちかに違いない。

酒を飲んだ訳でもないから、
きっと奇妙な世界に酔ったんだろう。
もうすぐ桜の咲く季節なのになあ。
俺一体何やってんだろう・・・

 

部屋に乳液と異物の香りが漂いはじめた。


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2005/10/10

花火



胸に残る可愛い子。
若い頃って妹扱いの子がいるじゃん。
やりチンの君にもさ、きっといると思う。
そんな話。



DARKな話ばかりが続くと僕はまるで変態小僧みたいだ。
桜の頃で思い出したので、ここに「愛ちゃん」の話も書きとめておこう。

葉桜が緑を強めていた季節のある晩、僕はいつもの"Bar BUBBLE"に居た。
カウンターに数名、奥のテーブル席にもグループのお客さんが入っていたが、
馴染みの常連が居なかったので僕はカウンターの空いた席に一人座り、
静かにグラスを傾けていた。

その時「この前はありがとうございました」と斜め後ろから声がした。
少女特有の可愛らしい声だったが、
知らない声だったし僕のことじゃないだろうと振り向きもしないでいたら、
後ろから背中をつんつんと突つかれた。

僕のことなのか?

と思って降り返ってみたが、そこに立っていたのはやはり知らない女の子だった。
何のお礼なのか分からず返事に困っていると彼女が順序だてて説明してくれた。
 


前の週末にも彼女は友達とこの店に来ていたらしい。
その日は店に居た女性全員に僕のおごりでカクテルが配られたそうで、
彼女にもその一杯が行き渡ったということだった。

彼女のことは全く思い出せなかったが、カクテルの大判振る舞いについては思い出した。
その頃の僕は店長や常連とよくくだらない賭けをしていて、
賭けに負けた者は罰ゲームボックスから籤を一枚引き、
そこに書かれた内容はなんであれ真面目に実行しなければならないのだった。

先週末の賭けに負けたのは僕で、
ボックスから引き当てた籤の内容は”店内女性全員にカクテルプレゼント”だった。

「ああ、そのことなら気にしないで。実は賭けに負けてね」と僕は照れながら言った。
彼女は「ええ、聞こえてました」と笑った。
その日、僕を含む常連連中がカウンターでやたらと賑やかなのを羨ましく見ていたんだそうだ。
今日はグループで来て奥に座ってったんだけど
たまたまカウンターを通りかかったら見かけたんで来たという。
ちゃんと挨拶に来るなんて偉い子だ。

「週末には大体いるし、羨ましいならいつでもおいでよ。歓迎するよ」と僕は言った。




社交辞令のつもりで言ったのだが、
愛ちゃんはその翌週から金土の何れかに必ず顔を出すようになった。

ここで愛ちゃんについて少しまとめると、
彼女は看護学生で髪型はベリーショート。
華奢な体にラフな恰好が定番だったが見た目に似合わず受け答えがしっかりしていたので、
おじさまだらけの常連の中一躍アイドルに上り詰めた。

徐々に店に馴染んだ愛ちゃんは得意のテーブルマジックを持ち込んで店で流行らせ、
謎の解けないおじさん達を煙に巻いては鈴を転がすような声で笑った。
その内、僕にはタメ口を使うようになり
「はるおー、ご飯おごってよ~」などと腕を絡ませて言うようになった。
ちょっと生意気だが随分と年が離れてることもあって、
可愛く、明朗快活な妹が出来たみたいで僕はむしろ嬉しかった。

彼女は店で毎年恒例になっている常連大集合の花火大会にも参加したが、
その夜も始終僕にまとわりつき腕を組んできた。
周りからは「お前は、はるおの女かー」とやっかみ半分、
むしろ僕に向けての非難があがったが、
彼女は「だって好きなんだもーん」と言いきり屈託無く笑った。

僕は腕を振りほどく理由もなく、
空いた片方の手でみんなにゴメンネのサインを送りながら、
照れて笑うしかなかった。




楽しい季節はすぐに巡る。

そしてまた春がやって来た。
この春に愛ちゃんは卒業だ。
その年はBUBBLEのバイト仲間で卒業する者が居なかったので、
店をあげて愛ちゃんの卒業パーティが開かれることになった。
常連の中でも特におじさん連中は大いに張りきり
「愛ちゃん卒業おめでとう」の垂れ幕まで作る始末だった。

そしてその卒業パーティの席上、愛ちゃんが初めて泣いた。
最後の別れの挨拶の時だ。

愛ちゃんは期間は短かったけど皆さんに出逢い、
仲間に入れてもらったことが嬉しかったと言った。
ここで見たこと、聞いたこと、経験したことは絶対に忘れない。
だから自分のことも忘れないで欲しいって言って泣いたんだ。

パーティも終わり店長が「はるお、お前送って行け」と言ってくれた。
愛ちゃんのアパートまで僕らは一緒に20分の距離を歩いたが、
彼女が泣きやまなかったし
僕もこういう時にかけるうまい言葉を知らなかったので会話はそれ程無かった。

もうこの先を曲がればアパートに到着という所で愛ちゃんは立ち止まり
「もうここまでで良いよ」って言った。
ポケットから何か取り出そうとする仕草が見えたけど、
その手は途中で止まり
「これまでありがとう、はるお兄さん」と言って敬礼し、
涙と鼻水でぐしゃぐしゃになった顔のまま無理矢理に笑った。

愛ちゃんはそれを言い終えると角までダッシュし、
もう一度だけ振り返って手を振った。
僕も追いかけることはせずその場で小さく手を振って、
彼女が角に消えるのを見送ったんだ。


愛ちゃんの実家は県内だったんで、
その後も年に何回かの割合でお店に顔を出してたらしいけど、
僕とはすれ違いのままだった。

そして今や年月も経ち彼女の行方も知れない。
だからポケットの中身がなんだったのかは謎のままだ。
意外とティッシュやハンカチだったりするとがっくりだし、
謎は謎として残しておいて思い出のアクセントにすればいいと思う。


彼女はパーティの最後に私を忘れないでって言った。
だから僕は花火大会に行くと、今でも彼女の笑顔を思い出すんだ。

「はるおー」って声と一緒にね。
 
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2005/10/09

キス・キス・キス



つぼにはまっちゃうテクニックってあると思うんだ。
僕の場合はこれだった・・・



会社の後輩と飲みに出た夜、
3次会でカラオケ屋に行こうと誘われたのを辞退し、僕は一人BUBBLEへ向った。
いつものカウンターにはいつもの面子が集い、僕にはそれがとても心地よかった。
少々飲み過ぎたかなという時間帯に入って、
先ほど別れた後輩連中が店になだれ込んで来た。
勿論、僕がここにいることを彼らは知っていたんだ。



丁度知り合いの女性、"理代子"が友人と思わしき女性陣と来ていたので声をかけ、
テーブルに移って僕の後輩連中との即席の合コンとなった。

この合コンで共通の知り合いは僕らだけだったので、
自然と二人は仲人的な立場になり、隣り合わせで座ることになった。

理代子は25歳と若いがここ最近の常連さんで、
名前だけはかろうじて知っていたものの、まともに話したのはこの時が始めてだった。

なんでも彼女らのグループは看護婦さんつながりだという。
男って制服の職業に弱いよね(笑)
この場は大いに盛り上がり、後輩連中は他の店に移ろうと言いはじめた。

僕は少し飲み過ぎていたのもあって、ここで帰ることにしたのだが、
理代子もこのあたりでおいとまする言う。
後は若い奴に任せるとして、僕らはタクシーを探して帰ることにした。

近所のタクシー乗り場まで僕らは並んで歩いたが、
道すがら話を聞くとどうやら彼女のアパートは僕のマンションから左程遠くはないようだ。
「んじゃ、一台でいいか。君を送ってから、俺戻るよ」と僕は言った。



理代子の家に着くと「コーヒーくらい飲んでいって」と言われた。
翌朝に予定があったのだが、飲んで抑制の効かなくなった僕は
「お、いいね」と遠慮無くその言葉に甘えたのだった。

運ちゃんにタクシー代を払い、
振りかえると彼女は既にアパートの階段を上がっているところだった。
鍵が開き、招き入れられた彼女の部屋は、可愛らしい、女の子らしい、
上手い表現が無いが学生時代にお邪魔した女性の部屋にも似た雰囲気の2DKだった。

僕がスーツを脱ぎ小さなちゃぶ台の前に座ると、彼女はそれをハンガーにかけてくれ、
すぐにキッチンでお湯を沸かし始めた。

僕はそろそろと後ろから近づき、彼女を後ろから抱きしめたんだ…ところが
「いやっ!」と思わぬ力の抵抗を受けた。
げろーん、おじさん勘違いしちゃったみたいっす。
コーヒー飲んでってって、そのままの意味だったのね。
あーうー…えーと…とても気まずい雰囲気っす。
それでもなんとか取り繕いつつ、コーヒーを飲み終えた。

フォロー込みの、時間にして20分かな。
だけど、こういう時って気まずいから永く感じるんだぁ。
なんとか和やかになったところで
「本当ゴメンネ。じゃあ、俺帰るわ。タクシー呼ぶんで電話帳貸してね」
と立ちあがりかけると、彼女が僕のシャツの腕の部分をちょこんとつまんだ。

「ホントに帰るの?」彼女が言った。
表情からは真意が読めない。
さっきの失敗もあるし迂闊には動けないぞ。
「これ以上居たら、また同じことの繰り返しになるし…」とさぐりを入れてみたが、
彼女の表情は変わらなかった。
真剣でいて、かつ不思議そうな表情だ。
もう、分からない時は行動あるのみ。
僕は彼女の肩を抱き、そばに引き寄せた。
顔を近づけると、かくんと彼女の力が抜けた。
目も閉じている。
僕は彼女にキスをした。
うーん、まだ疑心暗鬼。
まったく女心は分からない。



「下の人がうるさいの。静かに入ってね」と言われたお風呂から上がった時、
彼女は丁度、寝室に移ろうとしているところだった。
ドアの隙間からチラッと見えた彼女は既に裸だった。
僕はバスタオルを巻いただけで、彼女を追いかけ隣室に移った。
ふすまを開けると隣の部屋と違ってこちらは殺風景だった。
ベットと鏡台、勉強机、医学書用の本だなが見え、
彼女の別の一面を見た気がした。
彼女は既にベッドに入り、頭からシーツをかぶっていた。
ふすまを閉め、真っ暗な中、僕もシーツに埋もれていった。




僕がシーツに潜り込んでからも彼女は壁側を向いたままだった。
なので、僕は後ろから優しく彼女を抱きしめた。
シャンプーのようなフェロモンのような甘い優しい髪の匂いがたまらない。
まだ僕は酔っていたし、
そのまま寝込んでしまったとしても充分に幸せな気分だったので、
しばらく動かずにそのままの態勢でいたのだけど、
僕の腕の中で彼女が不意に向きを変えた。

そして、唇はおろか、頬、鼻、でこ、髪の付け根、
およそ顔のあらゆる部分にキスをしてきた。

理代子はこのキスが特徴的で、
やや唇をそらし気味にして柔らかい部分を押し付けてきた。
そして舌で口付けた部分を少しだけ湿らせてゆく。
僕は空いた右手で彼女の秘所をまさぐっていたが、
その内、この気持のいいキスに身を任せることにした。

彼女は僕を仰向けにすると、顔に留まらず、
首筋、鎖骨、胸、乳首、お腹、ヘソ、足へと、
一つ一つを確かめるようにキスを続けた。
キスの最中に洩れる、押し殺したようなため息もそそる。
いよいよかという時、理代子は

「電気点けてもいい?」

と聞いてきた。
彼女の表情も見えることだし、僕に異論はなかった。
彼女は明るい電気の元でしげしげと僕自身を観察し、
納得したようにまたキスの嵐を再開した。

キスが好きな女性は確かに居る。
だが、これ程の念の入った女性は初めてだった。
柔らかな唇の感触もたまらないが、
なにより彼女の表情と、潤んだ瞳がたまらない。



彼女のキスは袋といわず、お尻の穴といわず、
兎に角体の隅々までを調べ上げるように続いた。
だがいつまでも彼女に任せてはいられない。
恍惚の表情を見せる彼女に69の態勢を強要すると、
彼女は待っていたかのように僕をまたぎ、
目の前にその全てを晒した。

彼女のそれは色の沈着していない小さな陰唇で囲まれ、
中心部はクリアなピンク色だった。
年と関係の無いことは知っているが、
この年齢でこれ程綺麗な女性器も珍しい。

また、この時点で彼女の濡れ様はすさまじく、
もしかして指で突けば太股に滴が垂れるのでは無いかと思える程に潤っていた。
まだ、彼女のキスはまだ止まっていなかったので、
僕は負けないよう彼女の花芯を舌で柔らかく責めた。

更に溢れ出す蜜、押し殺した喘ぎ、彼女の背中が反り、
押さえ切れない声が暗闇に溶けていく…
僕らは体中をくまなく探り合い、求め合った。
昨夜からの酔いを引きずった頭の中に、
彼女の気持ちがどーっと流れ込んでくるような錯覚を覚えた。

朝日が昇っても僕らの行為は続いた。
果てることのない快感…
ああ、そろそろ帰らなきゃ。
サッカーの朝錬に遅れてしまう…




その日以来、理代子はバーに現れなくなった。
それが僕のせいなのか、
ちゃんとした彼氏ができて毎日キスを楽しんでいるせいなのか、
それは分からない。
でも、あのキスを毎日楽しんでる奴が居ると思うと
ちょっと妬けるね。


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2005/10/08

理代子の視点



女性の視点で見ると、
きっとこんな風になるんだろうな・・・


あたし、理代子。
看護婦なんてやってると、時間も不規則だしなかなか彼氏も出来ないのよね。
だから夜暇な時にはいつもの店"Bar BUBBLE"にいっちゃう。

店長がなかなか素敵で気にいってるの。
友達とどっちが振り向かせるかって取り合いしてるんだけど、
なんか店長はあんまり若い子には興味ないみたいなのね。

でもそんなことでくじけてられないでしょ。
それであの夜も同じローテーションの友達誘って"BUBBLE"に出かけたわけ。

結構、おじさんが集まる店だから、
あたし達みたいな若い子(笑)が行くとおごってもらえるしw



そうそう、あの日は遅くなってから
珍しく同い年くらいの団体さんが入って来たっけ。
店長といつも仲のいい"はるお"とかいうおじさんの友達だったみたい。

はるおおじさんも誘うし、店長も奨めるから、
結局あたしの友達とで合コンになっちゃった。
まあ、多分おごってもらえるんだろうし、
それならそれでいいかって感じ。

年齢が近かったから合コンは結構盛り上がって面白かったけど、
中でも一番若くて細いこがあたしのタイプで、
氷運んだり色々世話してくれるんで、
嬉しくってその日はちょっと飲み過ぎたかな。



あたしはあんまりお酒が強い方じゃないんでフラフラになってたんだけど、
みんなは次の店に行くって盛り上がってた。
やっぱねー看護婦には出会いがないのよ。
最初に誘ってきたはるおおじさんも帰るって言うんで、
あー、あたしも帰るー、ごめんねーって帰ることにしたんだ。
ちょっと眠たかったし。

帰る途中はるおおじさんがタクシーで送ってくれるって言うから、
まいっかと思って乗り込んだんだよね。

家に着いた時、はるおおじさんはあたしが
「コーヒーくらい飲んでいって」なんて言ったとか、
まるであたしが誘ったように書いてるけど実際は違うよー。

「コーヒーくらい飲ませて!」って上がりこんできたんじゃなかった?
ちゃんと書いてよねw




まあ、店長の知り合いだし、
なにもないだろうと思ってたあたしも甘かったんだけど、
はるおは案の定コーヒーじゃなくてあたしを求めてきた。
"じょーだんじゃない!"って感じ(><)

でもね、その後一生懸命フォロー入れてるおじさんの姿見たら
なんか可愛いなって思ったんだ。

実際、あたしもその時彼氏いない歴3ヶ月くらいにはなってたし^^;
ちゃんと着けてくれるんならまいっかって感じ?




実を言うとSEXした時のことはよく覚えてないのね。
あたしかなり酔ってたし、眠たかったのもあるから、
記憶から抜け落ちちゃってるところが多いの。

はるおおじさんはあたしのキスに感激してるみたいだけど、
どうなんだろー?

前の人に教えられた訳でもないし、昔からそういう風にしてたし。
だから当たってるのはキスが好きってところだけかな。
あたしは裸で抱き合ってるときのぬくもりが好き。
そして思いをこめてキスするのが好き。
あ、そうそう、
そのために、ちゃんとお風呂に入ってもらうのは当たり前よね。
不潔な奴は論外。


それと電気を点けてじっくり観察するのはあたしの癖なのよ。
癖って言うか職業病かな^^;
やっぱり変な病気はもらいたくないし、
変なものにあたしの中に入って欲しくないでしょ。
だからイボが付いてないかとか異臭がしないかとか、
その位はチェックしなきゃ。



「その日以来、理代子はバーに現れなくなった」って?
当たり前でしょ。
店長に会わせる顔がないっつーの(ーー;)
友達に言い訳するのだって大変だったんだから。
わかった?

はるおおじちゃん。




---
どうっすかね?


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2005/10/07

フェラ先生



なにも知らない子に色々と教え込むのもどうかと思ったんですけどねえ・・・



10年くらい前の話になるか、カード式の在宅テレクラで遊んでたら、
平日夜の1時頃、とても元気な女の子と電話が繋がった。
相手のノリがよくて、話が大いに盛り上がり、
じゃあこれから会う?
ってなとても簡単な展開になった。



待ち合わせの場所は彼女の指定で、近所の大学の近くの交番の前に決った。
別にすっぽかされても痛くない距離だったので、速攻で着替えて、
約束の時間前に交番の近くに到着した。
歩道に車を止め、あたりの様子を伺う。
電話での遊びはこの時間が一番楽しい。



さて、約束の時間に女性らしき人影がチラッと見えた。
こんな時間に女性の一人歩きはまず無いだろうから、
きっと約束の子に違いないと車を降りて迎えに行くと、
果たして彼女、由紀乃であった。

交番の赤色灯で見る由紀乃の顔はまあ普通、
スタイルはなかなか良いがややポッチャリといったところ。
特筆すべきはことは彼女の若さだった。



「悪いけど、君いくつなの?」と聞くと、前述大学の1年生で、
浪人してるから19歳との答えが返ってきた。

ま、取り合えずドライブでも行くかと、車を海へと走らせることになった。

車の中で彼女はよく喋った。
夜景の綺麗な海岸に着き、景色を見ながら僕らは1時間近く話した。
話の内容はいたって普通で、僕はそろそろ眠いし帰ろうと提案した。
だがそれを無視して彼女の話は続いた。

明日の仕事もあるし子供の我侭には付き合ってられないと思った僕は、
断られるのを覚悟で「んじゃ、ホテルでも行くか」と言うと、

「うん、どうして誘ってくれないのか、
 私に魅力がないのかなと思ってた」

と彼女は言った。
どうやら電話遊びをするとそういう展開になるのが当たり前だと考えているらしかった。
そっか、んじゃ行くかぁ。



いざことに及んだが由紀乃とのSEXは楽しくなかった。
いわゆるマグロだったからだ。
人間は脳でSEXするんであって、
いかに男性と言えど女性の裸を見ただけでピンコがビンビンになる訳じゃない。
脊髄反射じゃないからね。

女性の裸、肌触り、髪の香りプラス、声や息使い、恥じらいの仕草、雰囲気、
そうした五感を刺激する情報が脳に送られてこなければ、
いかな僕でもビンビンにはおっ立たないって訳。
楽しくないってのはそういうこと。


そして最初のラウンドが終わると、由紀乃はまた饒舌な女の子に戻った。
その話で分かったのが、僕が生涯の3人目であるということ。
そして、数日前、やっと憧れの人と良い関係になったが
「フェラ下手」と言われショックを受けているということだった。
若い頃ってそんなもんかいな。
だからって電話遊びに走る必要もないと思うんだけどね…

「どうすれば気持ち良いのか教えて」と言わた。

そんな訳で僕を実験台に使った講習会が始まったのだった。
勿論、これは彼女の傷を癒すためのセラピーでもある…
ってのは僕の言い訳に過ぎないかw




彼女は思いっきり男性自身を握る癖があった。
まずはこれから直そう。
「あのね、むしろ手は添える程度で良いんだ。
 力を入れるのは手前に引く時だけ。
 その時だって強く握る必要はないんだよ」

由紀乃は従った。
次は口の動かし方だ。
憧れの彼が下手糞と言うように確かに彼女の動きは単調だった。

「ただ、口を付けてれば良い訳じゃないんだ。
 上に引くときには吸い上げるようにして、
 舌も周りを絡めるように使って。
 そう、そんなに深くしなくて良いよ。」

彼女の指と僕の舌を使って感覚を教える。

「そう。うん…ずっと続けてると顎が痛くなるだろ。
 そんな時は、口を離して舌でこの筋沿いを舐めあげて、
 何度も…うん、良い感じ。
 オッケー、そのまま亀頭の先だけを口に含んで。
 舌で筋沿いをチョロチョロっていじる…
 いいな、うまいよ。」

慣れるに従い舌の力加減が良くなってきた。

「もう一度口を離して、横から唇ではさむように、
 そうそう唇でパンを食べるような感じ、
 ハムッハム。
 そう、それもアリ。
 あと、たまに目を合わせるように覗き込んでごらん。
 うん、その時は口を話してもいい。
 雰囲気を作ることも大切だからね…
 本当に顎が痛くなったら、
 口や舌を使わなくても良いんだ。
 君の頬っぺたにそれをくっ付けてごらん。
 そして目をつぶる。
 そう、それだけでも良いんだ」

彼女は見る見る上達した。

「ちょっと慣れないと嫌かもしれないけど、
 袋の方を優しく舌で舐めあげたり、
 相手を寝かせて足を持ち上げてお尻の穴を舐めるのもいい」

由紀乃は嫌がらずになんでもこなした。
一時間弱の講習は佳境を迎える。

「じゃあ、フィニッシュに行こう。
 この時だけは、軽く添えた手を上下に動かしていい。
 でも基本は口と頭の動きだからね。
 顎は痛くない?
 じゃあ、はじめに教えた吸いながら舌を動かすテクニックを使って、
 今度は深く上下に激しくしてね」

彼女は上達していた。
これが若さってやつか。



「じゃあ、嫌だったら吐き出してもいいからね。
 でも、一度は口で受けて。
 いい?」

すぐに僕は由紀乃の口の中に果てた。
僕はなにも言わなかったが、彼女は彼女の意思でそれを飲み込んだ。

「そう、そして最後に搾り出すようにもう一度吸い付いて。
 先っちょについた滴を相手に見えるように舌ですくう。
 そう、それも飲み込んでごらん。」

彼女はなんでも従順にこなしたが、終わってしまった僕は投げやりだった。
一方、僕が果てたことに、彼女は満足そうな表情だったのを覚えている。





僕が伝授したテクで、彼女の憧れの彼ってのは満足したんだろうか?
それから彼女とは会っていないので僕には分からない。

でーもなぁ、あんまりやり過ぎると、
若い彼には刺激が強過ぎるんじゃないかなあ。
もしかしたら玄人女性と間違われるかもしれないし・・・


ま、良いか。


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2005/10/06

テレクラ与太話#1



昔の話。楽しい世界でした。



隣県への3ヶ月に及ぶ長期の出張に出た僕は、
出張が終わりに近づいたある日テレクラの門を叩いた。
その頃は既にSEXに対する渇望も失せていたし、
何より「援助! 援助!」と甲高い雑音で囀る鼻垂れ女共の
ご機嫌を伺うのに嫌気が差してたせいもあって、
テレクラなんて遊びはとんと御無沙汰してた。

いったい何年ぶりだったろう…
その時久しぶりに遊んでみる気になったのは、
テレクラに規制がかかりもうすぐ無くなってしまうという噂を
聞いたことが一番の原因だったかもしれない。

勿論、知らない土地の気安さということもある。
まあ理由など何でもいい。
ともあれ受付を済ませ、シートに身を置く。
嗚呼、日本全国どこでも変わらないだろうこの造り。
懐かしささえ感じさせる。。。



店のシステムは早取りでこの時間ライバルは一名だった。
雨も降っているし、鳴りは良くないと言われたので、
フックに左手をかけつつ、右手で雑誌をめくる。
光った!
取れた、
無言、
切る!



ちっ!


しばしムックの嵐。
ライバルもガチャコラやってるが、
どうやら相当ヘタレのようだ。
しかし常連らしく受付のおばちゃんと談笑なんかしてる。
そうか、そんならムックの嵐が通り過ぎるまで奴に任せることにしよう………

そうして規定の二時間半が経過。
決して鳴りは悪くは無かったし、幸い援助馬鹿にも当らなかった。
が、まともに話しができたのが一人だけ。
それもハードテレコマーの姉さんで、
あろうことか僕に説教垂れるってんだから、
こりゃたまらん。



ただ、僕的には最近のテレコミ状況はこんなもんかと納得してたので、
別に構いはしなかった。
雰囲気を楽しみに来たのだから。
文句も無く、清算書を持ってカウンターに立つ。
するとおばちゃんが言った。

「いいよ、まともなコールなかったし。
 一本取るまで何時間でも」

「マジで?」

「うん。
 雨だからお客さんも少ないしね。
 遠くから来てるんなら遊んで行きなー」

これには驚いたが、常連さんを邪険にしなかったのが良かったのかもしれない。
おばちゃんにお礼を言って再びボックスに戻る。




お楽しみの一本はその一時間後に来た。
21歳、フリーター。
援助ではないという。
お腹も減ってないという。
しかも公衆からだ。
おっほー!マジコールかー。


待ち合わせはほど近いファミレスの駐車場に決った。
しかし話した時間は短い。

「長いことゴメンねー。
 騙されついでに帰るわー。
 あんがとう」

とおばちゃんに挨拶し、三時間半居座ったテレクラを後にした。
待ち合わせ場所に車を移動し見回してみると、
聞いた通りの服装の娘が植込みの向こうに立っているのが見える。
薄いピンクの傘。
多分間違い無いだろう。
それにしても随分と細い娘だ。



横に並び車の中からヨッと手を挙げると、ニカッと笑った。
今風の娘だね。
まあ純粋に評価すれば中中だろうか。
僕のタイプではないから街で見かけても声はかけないだろうな。
名前も聞かなかったので、仮にこの娘はアキコちゃんとしよう。
21歳、フリーター、運転免許無しのアキコちゃん。


アキコちゃんの願いはドライブだった。
なんでも昔彼氏と行ったキャンプ場の海が見たいらしい。
何もこんな雨の日にと思うのだが、
そんなに遠くないらしいし、
まいっかとドライブにでかけることにする。

道中、巻き舌で聞き取りにくい時はあったけど、
アキコちゃんの受け答えは比較的まともだった。
勿論、21歳フリーター程度にって意味だけど。

時折素っ頓狂に声が高くなるのは御愛嬌としておくか…
うーむ、テレクラにはアレな人が多いから、
まともに話せるアキコちゃんは、
ドライブの相手としては充分なのだ…
もしかして薬が効いてて
"今は"まともなだけかもしれないけどな。



アキコちゃんのナビで着いたキャンプ場から見る海は確かに綺麗だった。
ただ季節にはまだ早く、おまけに雨が降っているものだから、
遠くでおじさんが釣りをしているのが見えるだけで、
他には誰一人居なかった。

しばらくは、車の中で昔来た時の話などを聞いていたのだが、
折角ならと思い迫ってみた。
といってもちょっとだけ雰囲気を作って抱きついてみただけ。
アレっぽい人とキスするのもどうかなと思ったので顔は近づけない。


あっという間にアキコちゃんの体から力が抜けた。
ほっぺにキスしながら、服の上から少しだけ胸に手を出してみる。
抵抗無しだ。
胸にかけた手に力を入れる。
抵抗無し。
シャツをめくりブラをずらして直に胸を触ってみた。
細いと思ったアキコちゃんの胸は意外な質感を持っていた。
手に収まる形からはどうやら綺麗なお椀型のようだ。
彼女の吐息が洩れる。
だが「ホテルに行こうか」と聞いた途端、
アキコちゃんの目が開いた。
「こういうのでホテルは嫌なの。怖いから。」


が、その言葉の割には抵抗するでもなく体は僕に預けたままになっている。
僕は服を着せたままアキコちゃんのブラのホックを外し、
両方の乳首を交互に攻めた。
彼女の手を取り僕の股間に持って行くと、
彼女の手は彼女自身の意思で動き始める。
僕のそれをつまむような指の形でズボンの上から上下にまさぐる。
これはなかなか良いぞ。

アキコちゃんのジーンズのホックを外し、ジッパーを下げる。
お尻の横からジーンズを引っ張り膝まで下ろす。
骨盤の張り出しが悩ましい。
そしてこの間、アキコちゃんは全く抗うことはなく、
むしろ協力的だった。
これでホテルはダメだっつーのも不思議なもんだ。

パンティの中に手を滑り込ませると、
細身に似合わず彼女自身にはプックリとした肉厚感がある。
ん?しかも濡れて無い…と思ったのは間違いで、
どうやら彼女、大陰唇がかなり大きなようだ。
足を大きく開いてないせいで
大陰唇同士がくっつきよじれあっていたのだろう。

指で花びらを掻き分けると、
それこそ洪水のようにドバッと蜜が溢れ出した。
例によって指技を駆使して、クリからGからを攻めあげる…




話しの続き?

いや、それだけさ。
途中で他の車が駐車場に入ってきて僕のやる気が失せたのと、
彼女がホテルは嫌だっていうからさ。
素直に会った所まで送って行ったよ。
そんだけ。


なんつーか、僕に言わせりゃあの頃テレクラはまだ機能してたな。
自分自身にどうしてもやってやる!っていうギラギラ感がなくなってたせいで、
行為自体は盛り上がらなかったけれども。
だってね、行為そのものよりもテレクラの中にいて電話待ってる方が楽しかったんだもーん。



勿論、テレクラ遊びはいいことばかりじゃなかったよ。
いやな目にも、怖い目にも結構あった。
だけどテレクラは僕にゲームハンティングの楽しさを教えてくれた。
テレクラは僕のトークテクを磨いてくれた、
感も磨いてくれた、
人の出会いの妙も教えてくれた。

ありがとうテレクラ、
そしてやさしきおばちゃん達。
さよなら、さよなら、
ありがとう、テレクラ。



正直、病気にならなくて良かったです。


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2005/10/05

テレクラ与太話#2



僕のテレクラ初体験。
それにしても香月さん、あんたって人はまったく・・・



僕は女性に出合えるとなれば
合コンだろうがナンパだろうがメールだろうがチャットだろうが、
とにかく何でもやる。
テレクラでストレートに今日はやりてー!
と気持ちを表す事に躊躇もない(なかった)
最近やらなくなったことと言えば、
そうだな直筆のラブレター書くことくらいだ。



そう言えば僕がどうしてテレクラに入れ揚げるようになったか
について書いてなかったな。
ことのついでだから僕をテレクラの道に引きずり込んだ、
香月さんとの出会いについて書いておこう。



香月さんは会社の先輩で、
僕が地方都市に勤めていた頃に隣の課の係長だった。
僕なんかよりも数倍かっちょよく、
都会的でスマートでとても洗練された男だった。
30越えたばかりで係長になってたくらいだから当然のごとく仕事もこなせる人で、
いわゆる女子社員の憧れのまとってやつだね。

着任早々、僕はその香月さんに何故か気にいられ可愛がられたわけ。
なにかにつけて飲みに誘われたり、
休日は遠くまで一緒に釣りに行ったりしてたんだ。

香月さんは家庭料理に飢えてる僕を自宅招いてくれたりもして、
奥さんの手料理でもてなしてくれた。
勿論、僕は女性に愛想がいいし、香月さんの奥さんにもとりいった。
多分、僕のキャラは奥さんに受けてたと思うし、
充分な信用も得られてたんじゃないかな。

なんでいきなり香月さんに気に入られたのか、その理由は分からない。
けど、もしかしたら香月さんは、
僕に、同じテレカマーの匂いを感じとっていたのかもしれないね。



「はるおー、悪いけど明日の朝、釣りに行く恰好して迎えに来てくれるか」
半年も良い感じで香月さんと付き合ってた頃に、そんな風に言われた。

地方都市で既に車を手にしてた僕は、
釣りに行く時はせめてもと自分が車を出すようにしていたから
「いいっすよ。今週はどこいきます?」って尋ねたんだ。
そしたら「丘釣りー」って香月さんは笑って答えた。




そう、これまでひた隠しにしていたが、
香月さんはテレクラ専門のハードテレカマーだった。
当時はQ2全盛でここ半年の付合いの間に
僕は在宅テレカマーであることを香月さんに告げていた。

彼は笑って「それって面白いのかー」などとトボケテいたけど、
流石ハードテレカマーは脇がしまってる。
僕みたくすぐに人を信用して
ポロっと素性をばらしちゃうなんてこともないって訳だ。

半年間の付合いの間に僕を見極め、
奥方の信用を取り付け、
釣り仲間という意識を用意周到に植え付けた上での
今回の利用。

本当に既婚テレカマー恐るべしだ。



そんで翌朝、僕は車で香月さんを迎えに行き、
奥さんに見送られながら悠々テレクラに出かけたってわけ。

車を走らせる道すがら香月さんはテレクラの醍醐味について大いに語ったよ。
曰く「農耕民族が持ってない、狩りの精神を思い出させる」んだそうだ。
Q2である程度学んでる僕には激しく同意できるものがあった。

更に香月さんはランプが点滅してから電話をゲットするためのタイミング、
話しはじめの内容、最後の切り出しかた等々を、
仕事以上の熱さで僕に語ったんだ。



香月さんの案内でテレクラについた。
彼のテリトリーは自宅から5駅離れたターミナル駅に程近いところだった。
恐らく香月さんの周到な計画の一つであろう、
既にこの辺りでの飲み会を数回経験していた僕には
ここら一帯の充分な土地感も培われていた。

「ここはなー、駅近いから車要らないんだ。
 駐車場代は出すからお前も遊んで行けよ。
 な、はるお」

言われるまでもない。
在宅テレコマーとしては元よりそのつもりだったさ。

僕も初めての経験にやや緊張していたが、
兄貴のような香月さんがいるから安心さ…
なんて思ってる間もなく
香月さんは早々に電話をゲットして出かけてしまった。
今なら当然と考えるけれども、
全くなんちゅー人だあ。
そう言えば駐車場代ももらってねーじゃん。



まあいいか、朝早いのも手伝ってお客さんは僕以外に一人みたいだし、
一本くらいならなんとかとれるだろう…
と思っていたら簡単に取れてしまった。



これが自宅からのマジコールだった訳。
Q2以外に修行も積んでない僕は、
よく分からないまま1時間近くも話したのかなあ。
赤いランプが点いて店のおばちゃんに
「延長するの?」って聞かれるまで話してた。
慌てて約束を取りつけて、
車を出して行ってみたら・・・


これがビギナーズラック!綺麗な都会のお姉さんが立ってたわけ。
元美容師って言ってた。
この「元」の意味するところは当時分からなかったけど、
きっと奥様だったんじゃないかと思う。
もう交渉もなにもあっさりホテルに行って、
もの凄いフェラテクの洗礼を受けたよ。
しびれた。

ナゼあなたアナルまで舐められるの!?って思ったもん。


それと
「中出しして良いよ」って言われた。
今日は絶対に安全日だからって。
女性の生理についてよく分かって無かった僕は
ビビリまくったよ。
もちろん中出ししたけどさ。


ゴムの中を逆流するでもな
一気に奥まで突き抜けて行く感触。
しかも相手は今日初めて会った都会風のおねーさーん。
後にも先にもあの時の衝撃は忘れない。
忘れられるわけないさ。
まあ、この話はまた後日まとめることにしよう。




さて、この記念すべき素敵な日の翌日、
香月さんと僕は酒を飲みながら前日の成果について話し合った。
これがまた楽しかったんだ。

香月さんは一人目で良い感じの娘に会えたものの結局お茶で終わり、
それ以降はスッポカシの連続だったんだそうだ。

酔いの回った香月さんは、
僕の成功話に喜びと嫉みをごちゃ混ぜにした賞賛を送り、
更に「はるおー、昔はなー、こういう女がいてああで、こうで」と
これまでの戦績を熱く語った。




まったく香月さんに出会った幸運に感謝すべきか、
その不幸を悲しむべきなのか…
まあ、こんな始まりがあったから
僕はテレクラ道を突き進んだわけだ。




あ、そうそう。
香月さん、この春、離婚したって聞きました。

やっぱ奥さんにバレたんすかね。
つーかあんたまだやってたんすか。


orz... スゲーヨ アンタ

俺も現役のつもりだったけど

orz... ヤッパ オレノ マケ デス


 
 
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2005/10/04

不倫



今だと不倫って言葉に特に感慨もありません。
時代のせいなのか、
僕が汚れちゃったせいなのか…




かなり昔の話になるけど、思いもかけず不倫を体験してしまった。
その時のことを書いてみようと思う。
彼女の名は美穂。
細身で美人で、
だけど口元に得体のしれない淫靡さを持った女性だったよ。



その頃の僕は体がなまっていたので、
暇を見つけてはスポーツクラブに通っていたんだ。
午前中に仕事で外に出た時なんかも、急いで戻る用事がなければ、
大抵ジムによって一汗かいていた。

そんなある日、
いつものように仕事をさぼってウェイトトレーニングをしていると

「スミマセン、この機械ってどうやってやるんですか?」

と女性が声をかけてきた。
なにやら年上の姉さん風の人だ。
運動中の僕は修行僧のようにストイックな気分なので、
見りゃ分かるだろと思ったが、流石にそれは言えなかった。

「正式なやり方はインストラクターに聞いた方が良いですよー。
 間違った使い方をすると筋肉痛めますから」

と自分のトレーニングに集中し、
ひとしきり汗を流した後プールへ移動した。




午前中のクラブは人が居ないからいいんだ。
コースの端で体を浮かべ、充分に筋肉を弛緩させた後、
体をほぐすためにゆったりと泳ぐ。
やや眠くなるくらいリラックスした後にサウナに行くと、
先程の女性が入っていた。
他に何人か人も居るが静かな雰囲気だ。
先人が徐々にサウナを出てゆき、
とうとう僕と彼女だけになった時、その沈黙を彼女が破った。

「さっきはごめんなさい、お邪魔でしたね」

僕は「いえ」と曖昧に答えた。
顔を上げ彼女を見るとなかなかの美人、
街で見かけても声をかけるだろう範疇だ。

ただ、競泳用水着から伸びる肢体があまりにも細いのが難点かな。
次の会話もなくなんとなく彼女を見ていると、
彼女は「よく来られてるでしょ」と再び話を振ってきた。
「ええ、時間があるときは」
うーん、サウナはもういな。
頭が呆けてきた。



ふと思い立って「良かったらお昼を一緒にしませんか」と僕は誘った。
まったく何の脈絡もないまま、
一人で食事するより二人の方が楽しいだろう程度の考えでだ。
仮にふられたところで密室だし、
別に目の前の女性に食事を断られて恥ずかしがるような年でもない。

彼女は少し驚き、少し考え「いいですよ」と答えてくれた。

クラブに備え付けのレストランが中二階にあったので、
僕らは20分後にそこで待ち合わせることにした。
冷たいシャワーを浴びて汗を押さえ、
髪を整えてスーツ姿に戻った僕は二階へ向った。

レストランに着いて見回すと、
彼女は既に窓際の席に座って待っていた。
僕を見つけた彼女は小さく手を振り、僕を席に招いた。
席に着くとすかさずウェイターがミネラルを持ってやってくる。
本当はビールを注文したいのだが、
昼間からそういう訳にもいかないだろう。
僕らはウェイターお奨めのダイエットメニューを選択し、
料理が出てくるまでたわいのない話を楽しんだ。


メインの料理は、
細かくすり潰したパン粉を少なめの油で揚げたササミのフライで、
横に梅を使った酸味のあるソースが添えられていた。
彼女はそれを付けながら皿の上に汚れを残さないよう綺麗に食べていった。
上手く言えないけれど、ナイフとフォークに慣れた感じ。
きっと骨付きの魚でも彼女は綺麗に食べるんだろう、
そう思わせる手つきだ。
食事をとりつつ改めて正面から眺めると、
彼女はなかなかに優雅な人だった。
着ているものも白のブラウスに花柄をあしらった
薄いブルーのフレアスカートと
清楚な感じで良いとこのお嬢さん風なのだが、
薄めの唇とやや締りのない口元だけが
淫猥さをかもし出している。

勿論、そんなことは口にせず、
僕らは快適な昼食を時間をかけてゆっくりと摂った。




僕が午前中にクラブに寄った時には、殆どの場合彼女がいて、
そんな時、僕らは当然のように食事を一緒に摂るようになっていった。
またその頃には、ある程度の身の上話も終わり、
電話番号の交換もしていた。

そんなある日曜の朝、まだベッドの中でまどろんでいるところに携帯が鳴る。
美穂からだった。
理由は分からないがかなり切迫した感じだ。
彼女は兎に角逢いたいから来て欲しいの一点張りで、
洗濯以外に別にこれといった用事もなかった僕は、
彼女の指定した僕のマンションからは30分以上もかかる距離の
橋のたもとの公園駐車場へと向った。


彼女の車を見つけ、車をその横に滑り込ませる。
彼女はおいでおいでをして、僕を車に招き入れた。

「良かった。来てくれて」

すぐさっきまで泣いていたかのように、彼女の鼻は赤く、
瞳も脹れていた。
僕はあえて呼び出された理由も聞かず、
曖昧な笑みを返しそのままシートに深くかけて、
彼女が話し始めるのを待った。

美穂は続けて「呼び出してごめんね」と言ったが、
それ以上は何も話そうとしなかった。

何分かの沈黙の後、彼女はイグニッションをひねり、
車をゆっくりと発進させた。
彼女の沈黙と謎の行動に僕は「どこに行くの?」と聞いてみたが、
その答えはなかった。



15分も走ったろうか。
着いた先はいわゆるラブホテル・・・
まあ、よくある話しだし、彼女が相手であれば別に異存はない。



「お風呂に入ってくるね」
先ほどまでの涙はいったい何だったのか、
ホテルに入ると彼女は途端に積極的になった。
僕はと言えば、腹は決っていたものの、
なにやら状況が読み込めないために落ち着かなかった。
取り合えず冷蔵庫からビールを出し、
備え付けのカウンターで一人飲んでみる。

しかしシャワーを浴び、バスタオルに包まれて出てきた彼女に
グラスを奪われてしまう。
白い首筋がほんのりと赤く上気している。
ビールをぐっと飲み彼女は言った

「ねえ、女性のオナニーって見たことある?」

はぁ?ちょっと引く。
いや実はあるのだが、
なんだか意味が分からない。

曖昧な表情で答えずにいると、彼女は一人でベッドに移り
「見せてあげる」とバスタオルの前を開いた。
細いが均整のとれた体だ。

彼女はこちらにお尻を向けて四つん這いになり、
そのおしりをひときわ高く持ち上げると、
右手を秘所に持ってゆき、
貝の結合部の頂点を掌でもみはじめた。

僕はストールに腰掛けたまま、
ぼけーっと彼女の姿を眺めていた。

女性の二面性には驚かないつもりだが、
いきなりオナニーを始めるのもどうなんだろうなぁ・・・

彼女の手は次第に速度を速め、
揉むというよりは指で筋をなぞるようになったいった。
たまにクリトリスを指で引っかけ、押し付けるようにまさぐっている。
息が荒くなったいた。



たまらなくなった僕はそっと後ろから近づき、アナルを舌で刺激した。
「あっ」驚きの声が上がるが、
僕はお構いなしに彼女のお尻を両手で固定し、
ドリルのようにアナルを刺激した。

感触に集中するためか、彼女の手が止まる。
僕の左手がその代役を果たした。
そして右手の中指をそっと彼女自身の中へ・・・
かなり無理な態勢だが今しばらくは彼女に楽しんで貰うことにしよう。


彼女の反撃が始まる。
体勢を入れ替え向き合うと、
彼女はベッドに座りまだベッド脇に立っている僕の股間に手を伸ばした。
そして僕の股間に頬を擦りつけた。
半開きの口元がそそる。
本当はシャワーを浴びたかったのだが、
僕はそのままの流れに任せることにした。
そんな気持ちを察したかのように、
彼女は僕のベルトを外し始め、
ファスナーを降ろした。

僕のパンツが現れると彼女は布ごしにまた頬擦りをした。
そして布切れなどお構いなしに僕自身を含み、
唇をすぼめて刺激した。
なかなか新しい感触だ。


彼女は僕を横にさせると、
やっと怒張したものを引きずり出し、
舌先でしばらく遊んだ後に、
おもむろにそれを口に含んだ。

テクニックもさることながら、
彼女が目線を僕に向け反応を伺っているのがとても刺激的だ。
新しい舐め方をしては潤んだ瞳を僕に向け
「どう?」と言わんばかりに睨む。

僕の肉棒はみるみる彼女の唾液にまみれ、
赤黒くてかっている。

その先を咥えたまま、彼女は僕を見つめている。
卑猥な口元。
「中に出していいよ」と彼女は頭を振る速度を速め、
やや強く吸い始めた。



小手先の業で、手に逃げないところが本当に好きなんだなぁと思わせる。
程なく僕は彼女の口の中に果てた。
彼女はごくんと飲み込んだ後、それでも口を離すことなく、
舌で僕の肉棒の先の合わせ目にそって動かしては、
弱めにチュっと吸った。
行き尽くした後で敏感になってる僕は、
その度にビクッと体を振るわせた。

彼女がズゥーと強めに吸い込み、僕のものから口を離した。
その時にこぼれ出た僕の精液が彼女の下唇を濡らしていた。
僕の魂までも吸い込まれたようだった。



一服して、一緒にお風呂に入り、
ベットの上でいちゃいちゃしてから僕は言った。
「今度はちゃんとしよう」また永い時間が始まる…




後で聞いた話では、
旦那さんの浮気が分かって自暴自棄になってらしたようです。
世の中の奥様も「女」なんだなあと認識した若かりし日の僕でした。
しかし、あのテクニックで抜かれても他に浮気できるとは。。。
旦那さんもなかなか豪の者だったんでしょうねえ。 
 
 
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2005/10/03

テレクラ与太話#3



昔話ばかりで恐縮だけど、
本当にテレクラが楽しい時代があったんだ。
今で言うメル友探しみたいな感覚でね。
僕はまだ独身だったし人妻との甘い時間は本当にたまらなかったよ。
人妻の押さえきれないその思い、その体ってシチュエーション。



僕は、若い頃はよく出張に行かされてたもんで、
行った先でのアバンチュールとしてよくテレクラを利用してた。
あの日はたしか、出張先の機械が故障してどうにも仕事にならないんで
突発的な休みが1日できたんだったな。
それで、やりたい盛りはとっくに過ぎてたんだけど、
暇だったし、僕は例によってテレクラに足を運んだんだ。

その日は主婦に狙いを絞って午前中から入店した。
つーか、あれ?これじゃやる気まんまんだな。
全然枯れてないじゃんw


つまりさ、これは、あれだよ。
午前の早い時間に家事を済ませた暇な主婦様が、
11時台から電話してくるんじゃないかって、
そういう狙いを試そうっていう研究。

子供が学校から帰って来るまでの時間、
奥様方がつかの間のアバンチュールを楽しむんじゃないかって。
うーん(´ー`)y-~~ 言い訳臭いか。



だけど、ボックスの中で二時間半待っても、
イタズラ電話さえ鳴らなかったんだ。
その日は長雨後の珍しく天気のいい日だった。
天気のいい日には人は積極的になるはず。
長雨で滅入った憂さを晴らす主婦達はどこへ向う?
どこへ。

…ああそうか。

昨日までの長雨で、主婦はたまりに溜まった洗濯モノを
一生懸命干しているのかもしれない…。
まいいか。
釣れない日もある。
それがテレクラの醍醐味ってもんだ。
と、自分で自分を慰めつつタイムオーバーでカウンターへ向うと、
既に馴染みになってたおばちゃんが言ってくれた。

「ごめんねー、一本も鳴らんなんて。
 にーさん、この前も来てくれてたでしょ。
 今日は納得するまで"いつまでも"居ててええよ」

うへーっ、
おばちゃんはこの前のアキコちゃんのことを知らないもんなぁ。
しかも今日のお客は僕一人だし、
電話が鳴って誰も取らないじゃ、
マジコール自体も減るのかもなーなんて思いながら、
僕はおばちゃんにお礼を言って、マンガ本を手にボックスに戻った。

「ピラフぐらいなら作るよー」

と後ろからおばちゃんの声が聞こえる。
ソファは気持ち良いし、
まったく至れり尽せりの天国だ。
しかし…それにしても鳴らない…




2時過ぎてから無言が入り始めた。
どうやら世間の暇人もやっと活性が上がってきたようだ。
そんな中、何本目かの電話でとても声の綺麗な女性とつながった。
ゆっくりと落ち着いた喋りが相応の年齢を感じさせるが、
僕はこういう人が好きだ。

知性や教養を兼ね備え、世間の目もあるのに、
それでも自分の欲望を押さえられずにテレクラに電話してしまう奥様。
そういうシチュエーションを想像するのが楽しいじゃないか。

僕はゆっくり時間をかけ、彼女の欲望を聞き出していった。
その間に何本もコールがあったが、そんなの構うもんか、
この手応えに賭ける。
3時過ぎに僕らは文化会館裏の駐車場で会うことを約束した。
彼女は娘を塾に送って行かなければならないとのことで、
わずか30分の逢瀬だ。
成る程、時間も時間だし"こと"には及べそうもないと判断した僕は
「じゃあ、お茶でも?」と提案した。




そして僕らは会った。
晴天の下、彼女は上品な空色のワンピースで現れ、
しかもそのスタイルは声から想像した通りスレンダーだった。
でも顔は十人並。ま、この際、顔とか関係無いんだけどね。
一応、ここを読んでいる方々の想像を支えるために顔の雰囲気を伝えておこう。

三谷幸喜の奥さん小林某を知っているかい。
その小林某が2階から転げ落ちて、顔打って、
ちょっとはれぼったい目になったところに、
そばかすを振りかけたみたいな、
そんな感じの人でした(ああ、とんでもない表現です。スミマセン)。


ま、いいや。
とにかく活発な感じの奥さん。
誰かに見られると困るということで、彼女は車の後部座席に乗りこみ、
僕はゆっくりと車を発進させた。
それにしても鈴が鳴るような良い声だ。
ミラーさえ見なきゃアナウンサーと話してるような、そんな錯覚がする。

地元から離れたいとの彼女の希望を要れ、
僕は駅裏の喫茶店に場所を移した。
ここは静かな喫茶店で、
彼女を口説くためのきわどい話は出来なかったが、
彼女のお喋りを聞いているのは心地よかった。

緊張からか顔が紅潮してるのも良い。
互いに小さな声でこそこそ話したが、その流れから、
彼女が昔不倫らしきことをしていたこと、
東京ラブストーリーに憧れがあったこと、
旦那のことは充分に愛しているということ等が分かった。
これだけ情報が揃えば充分だ。




文化会館裏の駐車場に戻る途中、バックミラー越しに
「はるおさんで良かった」との言葉を頂いた。
何にもしなかったからだろうか。
ははは、そりゃどうも、まだまだ狙ってるんだけどねー。

彼女は娘を塾に送って行かなければならないので帰るという。
旦那さんが帰って来るまで時間はあるだろうし、
塾に送って行った後にも時間はあるんだろう?
僕は君がもう一度ここに戻って来ることを信じてるよ。
きっと君は帰って来る。
そう言って僕は彼女に携帯の番号を教えた。
話の中で餌は充分に撒いたつもりだし、
後は印象次第だろう。



果たして…
彼女は30分後に帰ってきた。
(´ー`)y-~~ 落ちたな。
早速、車を木の影になっている暗がりに移し、
僕も後部座席に移った。
いきなり襲うなんてのは僕の流儀じゃないので、
軽く手を握りながら話しを続ける。
なんたって東京ラブストーリーだもん。
よく知らないけどw


話しを色々な方向に振りながら、彼女の手を弄ぶ。
ふーむ、なんとなく感じていたがこれで確信を持てた。
彼女の反応や受け答えを見る限り、彼女にはマゾ気が潜んでいるようだ。
良いねぇ。
僕は言葉で虐めるというか、
徐々に主従関係を作っていくという遊びが好きなのね。
その遊びにはいり込み溺れさせるには、
相手にもある程度の知性が必要だと思うんだけど、
その知性を押さえ込み、
本来の自分の姿や欲望を知覚させていく過程、
狼狽、恥じらいというのが、面白い。

話しを少しだけ意地悪な方向に振ってみると、
案の定彼女はノッテきた。
興奮し、息も荒くなってきてる。
「悪い主婦だね」僕は彼女の罪悪感を弄びながら、
キスをしようと顔を近づけた。
彼女を見るともう目をつぶっている。
抵抗がない。
頭を抱き込みキスをした。
そのまま舌を入れてみる。
彼女の舌が返ってきた。
ねっとりとした反応だ。
でも車じゃこれが限界。
ホテルに移るにも彼女の時間が心配だ。


不意に彼女が僕の肩にもたれかかってきた。
彼女の感情がどっと流れ込んで来ているのを感じる。
少し身を引き、僕の下腹部に彼女の頭を寝かせた。
そして無理な横抱きの姿勢のまま、
彼女の腰、脇から、うなじ、そして耳を触っていった。
「はるお…」吐息が洩れる。
彼女の左手を取り、ズボンの上から怒張したものに添えてみる。

「私すごくドキドキしてる…」

彼女は指先で僕と遊び僕も彼女の髪をかきあげる。
もうあまり会話は必要無かった。
僕も彼女もそれ以上はなにもせず、
ただ時間が流れていった…





「次に会えるのかなぁ」車を下りる時に彼女が言った。
「それは君の選択次第だと思うよ」
本当は名残惜しいし、ホテル直行までいける展開だけど、
ちょいと面白そうな女性なので紳士的にキープするつもりだった。
僕はあくまでクールに「またね」と言いきり
彼女の車が行くのをタバコをふかしながら見送った…
そして数分後、彼女からの番通コール。
この先、僕と彼女がどうなるかは分からない…





なんちゃってーw

最終的に彼女は
縛りからアナルで感じるところまで仕上ましたよw
素敵で知的な女性でした。むしろこういうのが落としがいがあります。

 
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2005/10/02

いやよいやよ



女性の言うイヤって言葉はあてにならないよね。
いったいどこまで本気なのか・・・



8年位前のクリスマス直前のことだ。
当時は「飯友」っていうイージーなのりが十分に効いてて
メル友の新規開拓なんかいくらでもできてた。
今でも新規開拓はそんなに難しいことじゃないと思ってるけど、
メル友から会うって展開には口実が必要になるよね。

その点、飯友ってのはとても都合が良かった。
女性に「会おうって・・・変なことしないでしょうねえ」なんて言われたら
「食事を一緒に摂ろうっていってるのに考えすぎだよ。Hな奴だなあ」
なんて切り返せば良かったし、
お手軽だったからその頃はとにかく数をこなしてた。

今回はそんな頃に出会った"文江"ちゃんのお話しをしてみよう。



文江ちゃんは28歳。
小学1年の子供が1人いるバツイチ歴2年の保険屋さんで
100万人のメルフレかなんかで捕獲したんだった。
彼女は僕がよく出張する地域に住んでて
「出張先で1人で飯食うの寂しいから飯友が欲しい」
って募集に彼女からのってきたんだ。

メル友としての展開は早かったよ。
メール自体は半月程度、
交換回数もそれほどあがらないうちに直電ゲットしたから。
もちろん一回目は電話したさ。

でも距離があるからさ。
あとは向こうがかけてくればお話しするって感じで、
とりあえずつないでおいたわけ。

でクリスマスのちょっと前に彼女の住む地域への出張が決まった。
よっしゃ!ここで『飯友からHに行っちゃうぜ』作戦決行だ。





待ち合わせは夕方。
クリスマスで賑わうその街の駅前ロータリーに彼女が車で迎えに来ることになってた。
先に待ち合わせ場所に行って待ってると携帯に着信

「えーと…どこー?あ、分かった」

僕の前に軽自動車が滑り込んでくる。
助手席の窓が開き「こんにちわー♪」ちょっと顔をのぞかせて彼女が言った。
「こんにちわー」さっと車に乗り込んだ。
正直、電話遊びにしてもメル友にしても一番楽しいのは会うまでだと思う。

「あたしでイイですかー♪」

運転席の彼女が正面を向いて言った。

ふむ。顔は十人並み。美人とは言えないがぶさいくでもない。
まーあれだ。ハキハキしてて初対面でも
嫌な気持ちにさせないのはポイント高いよね。
で、あまり背は高くないんだね、ふーん。
そう言えば電話で小さいよって言ってたっけ。
おっとと!胸はでかいじゃん。
なにこのトンガリFカップ。
ちょっと強調するような切込みのワンピ着てんのは
既にOKのサインなのか~い?
最近貧乳ばっかり続いたからこれは嬉しいなー
じゅるるん。
楽しい夜になるかもー・・・
とここまでコンマ5秒程度で判断し

「勿論さ~」と爽やかに答えた。

「で、ご飯はどこで食べよっか?」

実は、もうこの街のことは殆ど知ってるんだけど
知らん振りして聞いてみた。

彼女の希望は居酒屋だった。
少し飲みたいんだという。
クリスマス前なんだけどなあ・・・
実用的な人だね~
「車どうするのー?」と聞くと
「あんまり飲まないからいつも乗って帰っちゃうんですよー」だそうだ。
危ないよ。君。
今なら絶対ダメだって言うと思うんだけど、
じゃあってことで居酒屋に決まり、
彼女は近くに安い駐車場があるからと車を出した。




居酒屋での彼女は酸味の効いたサワーを1杯だけ頼んだ。
僕も生ビールを5杯程度に抑えてもっぱら食べることと、
彼女のお喋りを聞くことに専念した。
なんたって僕ら『飯友』だからw
会話も充分に楽しんで結構な時間にもなったし、
じゃこのあたりでお開きだねーと店を出ることにした。
会計を済ませて道端に出ると彼女は途端に
「酔ったみたい」なんて腕を絡めてきた。

んなわけねーじゃん♪と思って見ると本当にふらふらしてる。
演技かどうか微妙なところだけどとりあえず
「どっかで休んでいく?」と聞くと
「いえそれは結構です」ときっぱり断られた。

なんだそれw
俺格好わりーじゃん。
あっそと通常モードに戻って歩き始めた。
酔ってるのもまずいだろうから途中で缶コーヒーを買って彼女に渡し
車のところまで腕を絡めただけのデートを楽しんだ。
彼女を車に乗せて「そんじゃ俺はあるってホテルまで戻るから」と言うと
車で送るから乗って行けという。

正直酔っ払いの車なんか乗りたくないなあと思ったんだけど、
まあ酔いが醒めるまで付き合ってやれば良いかと僕も車に乗り込んだわけ。
彼女は満足げな表情で缶コーヒーを飲み始めた。
ふと思いたって「俺もコーヒー頂戴」と言ってみる。
彼女はなんの躊躇もなく缶を渡してきた。

(なんだ、これって結構OKじゃん)
と判断し、腰をすえてお喋りタイムに突入したわけさ。

で1時間以上話したかな。
「そろそろ帰るんでお休みのキスちょーだい(はあと)」
って唇を差し出してみたら、彼女も軽くキスをくれた。
こうなりゃ簡単。
腕を回し頭を抱え込んで
髪の毛をまさぐりながらのディープキスに移行したわけ。
舌を差し込めば彼女も舌を返してくる。
鼻息も荒い。
(うひょひょ。久々なのかい?)
とは言わないけど、
充分に唾液の交換をして、
さていよいよとスリットの入った彼女のブラウスに手を持っていくと
「こんなところじゃいや!」


そりゃそうだ。
じゃあ僕が泊まってるホテルに移る?と言ってみると
「今日は帰るから」とやっぱり断る。
深追いするまでもないし
「そっかー」とホテルまで送ってもらうことにした。
途中、言葉の言い回しが良くなくてちょいと険悪な雰囲気になったけど、
そんなの気にしないよ。
だって僕ら飯友だもーん。
でも嫌な雰囲気のまま別れるのもどうかなーと思ったんで
「あの信号をまっすぐ行くと埠頭だよね?たしか夜景が綺麗な」
と何気に振りを入れてみた。

んでも彼女からの返事はなし。
まーあれだ。その時間の埠頭は当然真っ暗だし、
行けばプレイになっちゃうからなー^^

信号待ちの間、それ以上互いに一言も交わせなかったのだけど・・・
だけど車は信号を直進した。




埠頭のはずれに着いた。
対岸の夜景と沖に見える船の灯が綺麗だ。
もちろん周りには車も人影もない。
お話もそこそこにディープキスが再開した。

「きょれれめひろも?(これで飯友?)」

舌を絡ませたまま彼女が言った。

(えー君だって暗黙の了解じゃんか。
 車運転してたのは俺じゃないぜー)

ってわけで自分と彼女のシートをリクライニングし
彼女に覆いかぶさってみた。
もちろんその間も唇は離さない。
彼女の舌も奥深く応えてきてるし。


空いてる彼女の手を僕の股間に誘導した。
「いや」彼女は手を引っ込めた。
やや強く彼女の手を握って再び僕の股間に導いた。
僕のものはもう膨れ上がっていた。
彼女はズボンの上から僕を握り、
そしてさすり始めた。

(きたー!)

ワンピの上から彼女の胸を優しくもむ。
硬い感触だがかろうじて乳首の位置は分かった。
直接胸にいこうと、ワンピのすそをまくろうと手を下げると彼女が言った。

「いや!」
「あー違うよ。
 あそこじゃなくて胸。
 胸はいいだろ?」

といって再びトライする。
ワンピのすそから手を上に持っていく。
彼女に抵抗はなかった。



固いと思ってた体はボディスーツのせいだった。
下には行かない約束だから
なんとかボディスーツの端っこからビーチクにたどり着く。
そうとう無理な角度から突っ込む指がつりそうだった。
乳首をつまみ転がすと彼女の鼻息は一層荒くなった。

「(ビーチクに)キスしてもいいよね」
「いや!」

かまわずワンピをまくりハーフカップっぽい
ボディスーツをずらして、乳首に吸い付く。
ちょっと大きめで可愛い。
声が漏れた。
感じてるようだ。


そのまま20分も遊んだだろうか、
やっとの思いで僕の手を秘密の場所に持っていく。
「だめ!」
彼女が言った。かなり強い拒否の意を含んでいた。
めんどうなのでぜーんぶやめた。
車内でしばらく余韻を楽しみつながら話し込んでいると、
実は彼女がこのボディスーツを気に入ってることがわかった。
「そうなんだ!もう一回見せてよ」
と冗談半分に言うと彼女はリクライニングシートに横になったまま
ワンピを胸まで捲り上げた。

僕の目の前に半ボディスーツの女性が寝転んでる状態だ。
っていうかそれが見せられる君ならば、
やる気あるんじゃん!ともう一度襲いかかってみる。

彼女の舌はすぐに応えてきた。
手を秘所に持ってゆく。
しばらくまさぐった後に股にあるポッチを外した。
最後のポッチを外すと彼女は力なく
「いや」と言い、
また引き攣りそうな角度からパンティの中に手を滑り込ませるとまた
「いや」と言われた。
きっとタイミングの問題だと思うけど・・・
彼女の「いや」って言葉にはちょっと萎える。

でも僕の手が踊り始めると
彼女は受け入れやすいように体を少しずつ上にずらしていった。
いつの間にか彼女の手が僕の股間に戻ってきてた・・・




「ホテルに行こうか」

と僕は提案したのだけれども返事はなかった。
彼女は目を閉じて指の動き一つ一つに集中してる。
しょうがないなあ。
誰も居ないしまあいいか。
彼女のパンティを外した
(いやっ)そして彼女を助手席に迎え入れる。
体は積極的に助手席に移って来ているのに
彼女の口をついて出てくる言葉はやはり
(いやっ)だった。

女性上位で彼女を受け入れた。
彼女は一瞬強く固まり、
そして震えながら長い吐息を漏らした。
目を閉じて何かを確かめているようだ。
僕は動かなかった。

彼女が自分の意思で小さく動き始め
「はあぁぁぁ~」と喘ぐ。

久しぶりのカーセックスで、
ポッチを外してパンティの横から滑り込ませて・・・
シチュエーションとしては面白いし、
もっともっと楽しめていいはずなんだけど、
それでもたまに漏れる

(いやっ)っていう抑揚のない科白が、

僕のやる気を失わせる。
結果、僕は途中でものを引き抜いたのだった。





むしろ終わりまで行かなかったことが、
彼女には好印象だったのかもしれない。
「次はいつ逢えるのかなあ」
余韻を楽しみながら彼女が仏のような顔で言った。
だけど、ことが終わってしまえば男は速攻で素に戻るし、
冷静な判断も付くようになる。

素に戻ってしまうと
僕には彼女のことが特別に面白い女性だと思えなかった。
じらしたり拒否したりのあやふやな態度が面倒くささを感じさせたし、
なによりあの(いやっ)が耳についていた。

うむ。
ここは逃げの一手を打つことにしよう。
「それがなかなかこっちには出張に来ないからねえ」と返した。
彼女の表情が途端に険しくなる。



『い"や』って言われた。



野太い声でかなり怖かったです orz...

 
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2005/10/01

博多のひと



コメントにも書いたけど最近の僕はちょっくら達観してんのよ。
だってエッチするだけがコミュニケーションじゃないじゃん。
ね?







夏の終わりに大学時代の友人が結婚した。
彼はとても明るい人柄でノリが良く、
勢いもある実に楽しい漢だ。

彼が九州に転勤してから3年ばっかしは顔を合わせてなかったが、
久々に披露宴で会ったやつの性格は何も変わっていなかった。

僕同様、彼の漢に惹かれ博多に集結した
浮かれ野郎どもは披露宴を大いに盛り上げ、
もちろん僕も
ヒンシュクを買うネタでそれに加速をつけたさ。




披露宴のノリそのまま2次会、3次会も勢いは止まらず、
男女入り乱れての30名弱は親不幸通りを驀進した。

友人の結婚は本当に嬉しく楽しいものだ。
酒で勢いづき浮かれまくってる僕は、
全ての女性に挨拶し、
当然のごとく「愛してる」を連発した。
勿論、どの女性も綺麗に見えたが
そんな中一際目立ってる新婦の友人がいた。



抜群のスタイルに利発そうな顔、
アップした髪、
肩を出したドレスから覗く褐色の肌、
そして少しだけ九州の訛り。

上手く言えないけどそのアンバランスさがとても魅力的だった。
「博多っこ純情」世代でとんこつラーメン大好きな僕は、
九州の文化に憧れがある。

まあ、仮に彼女に訛りがなくて、
僕が道産子ラーメンを好む人間だとしても、
彼女が魅力的というのに変わりはないのだけれど。

これは行くしかないでしょ。
だって彼女、可愛いんだもん♪




旅の恥はかき捨てじゃないけど、
上手い具合に4次会で彼女の隣の席をキープした僕は、
彼女オンリーでわき目も振らずプッシュしまくった。
野郎もみな虎視眈々と彼女を狙ってただろうし、
今まで「愛してるよ」を連発してたから
女性陣にも大いに顰蹙を買ったかもしんないけど、
そんなの関係無いさ。

なんたって僕は浮かれてるんだから。
そうしてなんとか彼女と話込むことに成功したんだ。




彼女は生粋の博多娘だった。
いーねー。
話の合間に彼女はワインを飲む。
いーね、いーね。
僕が話す時には目を見つめる。
いい。
そしてイタズラっぽく笑う。
いい。
うなじには少しだけ後れ毛。

彼女は今、ダイビングのインストラクターをしているという。
なるほどよく焼けてるのはそのせいか。
男勝りに語るその口調も、
なんだか下町っぽくて良いな。

ああ、もう君、何もかも良いぞー。




まだ手も握ってないタイミングで僕の友人が割り込んできた。
「はるお、4次会終わりー。屋台行くぞ、屋台」
楽しい時ほど時間が経つのは早い。
っていうか、
うっせーよ、おまー。
邪魔すんなよーと思ったが、
4次会はあっさりと終わってしまった。
僕らは殆ど追い出されるように店を出て通りにたむろした。
少し歩くとタクシーが並んでる通りに出た。




5次会に行くとか行かないとかで、
野郎は順次ぎゅうぎゅうずめにタクシーに乗り込んでいった。
が、僕の順番の時、たまたま彼女が傍で、彼女の友人と話し込んでたんだ。
僕は車の中から彼女に手を伸ばし「おいで」と彼女の手を握った。
彼女はちょっと考えてたが、
やがて笑ってタクシーに飛び込んできた。
僕の友人も彼女の友人もこっちを見てる。
「出して!」とタクシーの運ちゃんに言って、
僕ら二人を乗せたタクシーは発車した。



「笑えるなあ、見た?
 連中の顔」

僕らはタクシーの中で笑い転げた。
地元の地理がさっぱり分からない僕は彼女に任せきりで、
彼女お薦めの沖縄料理の店に着いた。

そこでよく分からない海葡萄やゴーヤの天婦羅を肴にし、
6時近くまで泡盛で乾杯を続けた。

彼女は「ホントは髪上げるの好きじゃないんよ」
と言って髪をおろした。
柔らかくウエーブのかかった髪がおりて、
これまた彼女の美しさに磨きがかかった。




僕らの話は、
仕事のことから好きな場所、
海の神秘、
宇宙の神秘、
果ては彼女の結婚観からSEX観まで及び、
短い間に充分にお互いを理解しあったと思うけど、
不思議とSEXしたいという感情は湧かなかった。

無論、酔ってたせいもあるし、
友達の嫁さんの友達と一夜限りのってのもどうかと思うし、
それよりなにより彼女と話してることの方が面白かったからだ。




6時頃に僕らは店を出て、
眩しい太陽に目をじんじんさせながら通りを歩いた。
彼女の案内でタクシー乗り場に着き、
それじゃねって別れたんだ。

彼女だってあそこまで付き合ったし、
随分きわどい話だってしたから、
全くその気がなかった訳じゃあないと思う。

でも、二度と会うことが無いって分かってるし、
たまには会話を楽しむのってのも良いじゃないか。
今更ながら一期一会ってSEXだけじゃないよね、ね!

ほら、最近は結構、達観してきてんだよ。
僕だって。




ところで、
結局一睡もしないままホテルに戻った僕が
「はるお!てめーどこ行ってた!」
と、ベットから起き上がってきた友人連中に
どつきまわされたのは言うまでも無い。

本当に何もなかったって言ったって、
誰一人信用しちゃくれないんだ。


ああ、俺って日頃からどう思われてんだろう orz...





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