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2015/07/07

高橋は少し体を離し前島詩織の乳を掌で包み込んだ。



高橋は少し体を離し前島詩織の乳を掌で包み込んだ。想像したとおりの張りと重量のあるバストだ。

目の前に若々しく美味しそうなご馳走を置かれ、すぐにでも挿入したい高橋だったが、それでは自分もすぐに果ててしまうに違いない。
いったい何のラッキーかは分からないが、こうなれば、こころゆくまで前島の体の隅々を目に焼き付けておきたい。
そう思った高橋は体を起こし思い切って前島の足元までシーツをめくった。
薄明かりの下に前島の素晴らしくくびれた裸体がさらされた。閉じた太ももの付け根あたりに薄い恥毛が見えた。
前島は目を瞑ったものの、高橋の行為に特段の抵抗はしなかった。
高橋のペニスにはいっそう血が集まり、それはもう痛いくらいの怒張だった。

高橋はあらぶる息を抑え前島にキスをすると、肘を立てて横たわり、前島の頬に手を当てた。
近くで見ても美しい。昨日までは触れることなど到底考えられなかった頬だ。
高橋は頬に当てた手でそのまま耳にかけて撫で、前島の耳にかかった髪をよけると、覆いかぶさり頬から耳にかけてキスをした。
耳の穴に少し舌を差し込む一方、手のひらは前島の首を優しくさすった。
あっと小さな声が前島から漏れ、体を硬くした。しかし、嫌いではないようだ。
次に首にキスをする。指先は鎖骨から乳首までを優しくなでた。
その体勢のまま首を少し上げさせ顎の下にもキスをした。
手をひっくり返し爪の先が当たるかあたらないかの距離で、鎖骨と乳首の往復を繰り返す。
それを繰り返す一方で、唇は手前側の肩に移動した。
前島の手前の腕を自分の下から抜いて指にもキスをする。
指から手の甲、前腕、手を上に上げさせて肘の内側、二の腕の内側とキスをし、手を頭の後ろに持って行かせて腋にもキスをした。
腋にキスをした時の反応が良かったので、ここはベロッと舌を押し付けて舐める。
体を少し下にずらして、そのまま前島のわき腹にもキスをした。
爪で遊んでいた乳首が硬くなってきたのが分かったので、往復の途中で指が乳首に達したときにきゅっと摘んでみた。

ふぁう・・ん、ん

と可愛らしい声が上がり、満足した高橋は右手で乳房全体を覆い下から揉んでみた。
前島は目を閉じてその感触を楽しんでいるようだ。
少なくとも嫌がってはいないことが分かり、安心した高橋は手前の乳首を口に含んだ。
飛び出た前島の乳首を舌の先で転がし唇で甘噛みする。まるまる乳首を唇で包み強く吸って尖らせる一方で、高橋の右手は前島のわき腹を下へ進み、手のひらでおへその辺りをさすった。
エアコンの音に混じってチュピチュピという高橋のキスの音、衣擦れの音、そして前島詩織の切なそうな吐息が空間に広がっていた。
高橋は恥毛にあたるかあたらないかの辺りで手を戻した。今のこの時間を楽しみたい。まだまだもったいないので決して秘所には進まないのだ。
それをしばらく続けると、大きく舌を出し、少し汗ばんでいるバストの下から乳首に向かってベローっと舐めあげた。下品な舐め方だった。
しかし、あ、あ、と短い喘ぎ声を上げていた前島の背が、高橋の舌の動きに同調するように反り返った。
バスト越しに前島の顔が紅潮しているのが見えた。
 
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