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2015/07/03

前島の顔と亀頭の埋まった結合部を交互に見つつ高橋は挿入を深くしていった



(あの時のはいって答えた顔、可愛かったなあ)

電車の中では誰もが他人には無関心だ。
それだから良いようなものの、もし誰かがその時の高橋に注目していたならば、相当おかしな風に目に映ったであろう。
なにしろ目を閉じてまるで楽しい夢でも見ているかのように、一人にやにやとしているおじさんが座っているのだから。



高橋は前島詩織の足の間に割って入り膝立ちになった。
いきり立つペニスを手で膣口に押し付け、亀頭によく愛液を塗りたくった。

(いよいよ浮気か。いやとっくに浮気だな。)

高橋はふいにそんなことを思った。しかしだからと言って今更この行為を止めるつもりもなかった。
最初にゆっくりと亀頭を挿入し、2回、3回と出し入れをした。
前島は目を閉じている。その前島の顔と亀頭の挿入されたまんこを交互に見ながら、高橋は少しずつ挿入を深くしていった。
膣の中はわりときつい感じだ。角度が悪いのかなかなか奥に進まないが、前島は痛がっている風ではまったくない。
むしろ待望の高橋のペニスを受け入れるべく、足を一層広げ、腰も若干浮かせているような体勢だった。
期待に震えているのか、細く白いお腹が小さくへこんだり膨らんだりしているのが見えた。それはまるでおいでおいでと高橋を誘っているようでもあった。
膣の中も十分に潤っていることが分かると、高橋はもう少し奥まで竿を挿入した。
高橋は、一瞬、ゴムを付け忘れたことを思い出したが、ここまできたら外だしで良いかと自分で自分を納得させた。
ここでも2、3回ペニスの出し入れを行い、いよいよ十分に濡れていると分かると、高橋はペニスの根元までをゆっくりと挿入していった。
自分のペニスが前島の膣に入っていく姿を眺め、納得すると、高橋は前島に覆いかぶさった。
高橋は前島の長い髪を引っ張らないように片方によけ、首の後ろに手を回して唇にちゅっとキスをした。前島もそれに応えた。
ちゅちゅべろーと舌を絡めながら、一方では腰に力を入れ、前島の肩を下に押さえ深く深く挿入していく。
高橋の亀頭は暖かい肉の壁を掻き分け、ふんわりとしたクッションのような膣の奥の壁まで到達した。
亀頭が貫通するまでは抵抗した前島の肉壁も、今や高橋の竿の部分にまとわり付き、ぬめぬめとした愛液を伴いながらその肉棒を捕らえて放さない。
前島ははあーっと大きく息を吐き出し、高橋の背中に両手を回した。

(これも絶対服従のポーズだよなあ)

なんだかそんなことが高橋の頭によぎった。
前島の呼吸とともに肉壁はいったん弛緩し、また息を吸い込むときに下からクンクンと絞まるように収縮した。


高橋は挿入したら挿入したでイってしまうのが惜しくなっていた。
なんのラッキーだか分からないが、会社でも飛び切りの美人で若くてセクシーな部下が今、自分の下に組み敷かれている。
まったく抵抗もなく、むしろ嬉しそうにキスもペニスも受け入れ、愛があるかのごとくセックスを楽しんでいる。
いったいこれはどういうことだ。これが終わると何らかの不幸が起きるのかもしれないが、今、この時、自分がイってしまうまでは、少なくともこの幸せは保証されているに違いない。
それならば、せめて夢が覚めるまでは、いや、夢を見ている時間を少しでも引き延ばすが賢明な判断じゃないか。そう思ったのだ。
それで、前から興味がありネットで調べることだけしていたポリネシアンセックスに挑戦してみることにした。
ずっと入れっぱなしにして、ペニスが萎えてきたら少しだけ動かすという、何時間も入れっぱなしのあれだ。
ポリネシアンセックスに女性がはまると、乳首に触れるだけでも行きっぱなしになるという。
幸い愛あるセックスという感じにもなっているし、いけるんじゃないかなと高橋は考えた。

(楽な姿勢で横から挿入するんだっけな)

何か分からないがやってみようという気になった。
そこで十分に前島の顔を眺め、正常位ではゆったりとしたストロークで何度か挿入を繰り返して楽しんだ後、いったんバックに切り替え、それから楽な姿勢で横から挿入することを試みることにした。
前島の反応を見ると、正常位よりもむしろバックの方が感じているようだった。
前島のまんこは下付きなのかバックからの方が挿入がしやすかったのもあるが、後ろから挿入したときには、まず子宮口と思われる突起に亀頭があたり、その亀頭が上にそれて奥の壁にズンと当たるときがもっとも声が出るようだった。
白い背中の向こうで、いやいやと首を振る前島を見るのはなんとも言えない優越感があり嬉しかった。
こんな姿は会社の連中も誰一人見ていないだろう。

いいのか? 気持ちいいのか。
はい。あ、うぐっ。

こんな時でも敬語を使おうとするその反応がなんとも可愛らしく、ポリネシアンで行くと決めたのにも関わらず、高橋はついバックで腰を振りすぎてしまった。
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