高校最後の冬休み、当時付き合っていた同級生の久美は、細く小柄な可愛らしい娘で、
抱きしめると折れてしまいそうなポニーテールのよく似合う女の子だった。
この頃、僕らは既にキスまで済ませていて、
この年のクリスマスには彼女自身が焼いたケーキを持って"うち"に遊びに来ることになっていた。
約束通りお昼にやってきた久美。
僕はコーヒーをいれ、久美の焼いたケーキを食べ、いつものようにおどけながら他愛もない会話をしていたんだけど、
この閉じた二人の空間に心臓は高鳴り続けてた。
ふと会話が止まった時、僕らはいつものように唇を重ねた。
クリスマスに彼女と二人。家には僕ら以外誰も居ない。蜜のような甘さだ…
いや彼女は唇の渇きを押さえるためにいつも蜂蜜を唇に塗っていたから、本当に蜜の味がしたんだよ。
僕はその蜜を残さず舌で絡めとった。僕らの唇はケーキの甘味でべとべとになり、それだけでもう頭がとろけそう。
いつもよりゆっくりとそして深く舌を久美にさし込んでみる。
彼女はそれを受け入れてくれた。
口付けをしたまま、僕の手は彼女の服の上から胸をすべり、そして下に降りていった。
彼女のスカートを捲り上げると、太股があらわになった。
僕はそれを目の端でとらえ、手をもっともっと足の付け根の方に移した。
そして目指すべき布のぷっくりと膨らんだ部分に触れる。
そこはしっとりと湿った感触だった。
初めての感触に僕は息が続かない。
唇を離して、久美にばれないよう小さく深呼吸した。
僕の背中に回した久美の手が僕のシャツを握った。
僕らはベットに移って服を脱ぎ、毛布の中で生まれたままの姿になった。
ピンクの毛布の中で僕らは上になり下になり
薄くさし込む明かりの中でその体のほとんどの部分を見つめ、触れ、そして舐めあった。
彼女のお腹のところまで僕の舌が下りた時、今度は柑橘系の香りがした。
うまく言えないけどタクティクスのような、そんな匂い。
きっと彼女もその日は最初からそのつもりだったのだろう。
クリスマスに初体験、そう女性にも素敵なシチュエーション。
そしてお腹から更に降りたとき、僕の前に初めて彼女自身が…
白くて透き通るような彼女の太股の付け根は、すでに膨らみそして開いていた。
勿論、ビニ本なんかで女性器の写真は見たことがあったけれども、そんなのとは全然違う。
本当に綺麗なひだと膨らみだった。
そして指で押し広げると、そのひだひだの間に小さな桜貝が濡れて光りながら
ちょこんと座っていた。ピンクの真珠みたいだ。
僕はそう思いながら彼女に舌をつける。
汚いという感情は全くなかった。
だから随分と長く眺め、そして舌で味わっていたと思う。
「入っていいよ」彼女の声に促され、僕はコンドームをつけた。
そして未知の世界へ…確かめるように彼女の中に入っていく。
実のところ、どんなに動いてもこの日の僕はいくことが出来なかった。
きっと緊張のせいもあったんだと思う。
一方の彼女は…足を攣らせるほどイキまくってたんだ。
生まれて初めての経験に僕はこいつ死ぬんじゃないのか?と恐怖したよ。
ことが終わってから「へー、女性は初めてでもああなるんだね」みたいなことを言ったところ、
彼女は実はあなたが3人目なのと教えてくれた。
今になってみればこのあたりがお互いに若いなぁって思ってしまうね。
僕は聞かなきゃ良い訳だし、彼女だってそれにまともに答える必要はないだろう。
まあ、今ならふーん3人かって言えるんだけど、
僕も初めてだったし"こいつが全て"って状態だった訳で、
そこで3人目なんて言われるとなんだかつらくなってしまったんだ。
そう、その日は気まずくなってしまって、彼女は夕方、言葉少なに帰っていった。
共通一時試験も無事終わって、あまり学校に行かなくても良くなった。
僕らの通ってた学校は県下でも有名な進学校で
勉強さえしてれば出席とかそういうことにはうるさくなかったんだ。
今で言うところの「生徒の自主性に任せる」ってやつだね。
そんなわけで僕らは"自主的に"セックスを楽しんだ。
彼女も毎日僕のうちに通うようになってたし。
僕が責めた訳でも無いが、その頃の彼女は「初めてじゃなくて、ゴメンね」というのが口癖になってて
そうやって謝りながら僕のものをほうばった。
こんな時の久美には学校で見る清楚な面影はまるで無く、
僕が果てるまで舐め続け、
果てれば飲み込み、
また舌を使って愛撫を続ける。
淫乱そのものだった。
女性にはニ面性があるなあと思ったのはきっとこの時だ。
彼女はまた自分の世界に入り込み易い女性で
僕が挿入すると終わるまでずっと
「はるお、愛してる…愛してる」と声を挙げ続けた。
きっと近所にも聞こえていたと思うけど、そんなこと僕らには全く関係なかった。
彼女がイク時には初回と変わらず足を突っ張り腹筋を振るわせた。
そしてこれは未だ他に経験がないのだけど、
膣そのものが僕を奥へ奥へと誘うように収縮を繰り返したんだ。
その時には知る由も無いが彼女はきっと名器だったんだね。
子供の頃の恋愛ってのは本当に純粋で、僕はこの子と結婚したいと考えていた。
でも、考えれば考えるほど彼女が処女でなかったことが頭をよぎり、
それがどうしても許せなかった。
今になって考えると本当に馬鹿みたいな話しだが
18歳のノータリンは真剣にそう考えたってこと。
全くやるせないよなあ。
結局、彼女は東京の私立大学に受かり、僕は僕で地元の国立大学に進むことになった。
そして手紙のやり取りなんかはしばらく続いたものの
徐々に疎遠になって行ったのはしようがないことだったんだろうと思う。
あれから彼女のような特異なリアクションを起こす女性には
未だ出会っていない。
そして僕の長い旅が始まったんだ…
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