(結局、彩子さんとは最後までセックスはなかったなあ)
5月の東西線に揺られながら杉本好美は、先月までの女王様 彩子のことを思い出していた。
僕のわがままで、自分から連絡したばかりに関係が終わってしまった。
本当に残念だ。
僕はあの関係のままでよかったのに。
ドキドキとワクワクと、飴と鞭の最期に絞り出すような射精。
もうビデオじゃ無理だ。もうオナニーじゃとても無理だ。
もうあんな人には会えないのかもしれないなあ。
何かのハプニングから、また誰か僕を躾けてくれないかなあ。
またパンチラ覗きをすれば誰か叱ってくれるのかなあ。
むしろパンチラをしてる人はそういう人なんじゃなかなあ。
そんなことを思いながら、見るとはなしに斜め向かいのシートに腰かけている女性の足を眺めていると、女性と目線が交錯した。
(あの女性が僕を拘束するならどんな感じだろう)
好美のペニスが一瞬ピクンと反応する。
アリの門渡りを撫でられたような感触に好美は頬を赤らめながら、女性に満面の笑みを投げかけた。
(了)
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